連日ブログ投稿チャレンジ中の今泉です。昨日は水曜日。テスト週間の真最中です。コンプリートパスでは、テスト2週間前から学校の先取り授業を止め、学校のテスト勉強をする時間を設けています。この期間がテスト週間です。中学生や公立高校の1年生にとっては学校のテストは一大行事です。ですから、学校のテストで自分の誇れる点数や順位が取れるようにこちらも生徒が輝けるように準備を進めます。
土曜日・日曜日はバッチリでるテストの日
中学生は、テスト週間の土・日曜日に各学校のテスト範囲に合わせた「バッチリでるテスト」を行います。朝の10時から夕方の17時30分までテストの演習時間と解き直しの時間を決めた時間割を配布し、各科目の勉強の進捗度合いを確認します。演習を行ったテストの答案と、間違えた問題の解き直しは先生に必ず見てもらい、解き方の指導や理解度の確認をしてもらいます。
この解き直しのチェックには「対策シート」というものを使います。この対策シートには学校のテスト範囲や日々の教材の進捗状況、土・日に行う「バッチリでるテスト」の点数、さらには解き直し状況などが記入されます。先生はこのシートを見ながら「〇〇の教材はどこまで進んでる?」とか、「〇〇の点数があまりとれていないけれど、どうしたの?」など生徒たちと会話をしながら、生徒たちのニガテやメンドクサイを潰すために奔走します。
とある先生の水曜日の仕事
昨日は淑徳中学のテスト2週間前の水曜日でした。淑徳中学はテスト2週間前にテストの時間割の発表があるため、生徒からテスト範囲の紙をもらい、対策シートの作成をしました。この時に合わせて国語の対策プリントの印刷も行います。
私立中学校では過去に使用していた教科書から問題が出題されることが多いため、教室にはどの教科書会社の問題にも対応できるように、問題集を常備しています。この問題集から該当範囲を印刷して生徒に渡し、テスト範囲の細かい確認を行います。
【国語の対策プリント】
水曜日は再試験の日
さて一方の生徒達。生徒たちは水曜日に何をしているかというと、まだ「バッチリでるテスト」を受けていない生徒たちは学校の教材を一生懸命に進めます。そして、「バッチリでるテスト」を受けた生徒はテストの再試験を行います。
バッチリでるテストには90点以上が合格、90点に満たない科目は不合格と基準が設けられており、不合格になった科目は再試験をおこないます。この再試験を行う日が水曜日です。ですから、「うわ、テストの点数89点だった。最悪…」なんて声が聞こえてくることもあります。
昨日は、東海中学3年生の先輩が1年生に、「しっかりチャートは解かないとダメだぞ。後々大変なことになるから。今はテスト勉強が大変かもしれないけれど、少しずつ慣れてくるから。」なんて励ましのエールも聞かれました。さて、今日は週末に向けての準備が待ち受けています。気合入れて準備を進めていきたいと思います。