コンプリートパスの今泉です。
東海中学3年生は1学期期末試験から、「Ambition English communicationⅠ」の教科書を使用しています。このAmbitionは開隆堂の教科書の中でも一番レベルの高い高校1年生用の教科書で、授業の予習やテスト前の復習にも骨が折れる内容となっています。今回は、2学期中間テストの出題内容を振り返ることで、2学期期末テストまでにどのような準備をすれば良いか、また、テスト前にどのような点を振り返れば良いかを明らかにしていきたいと思います。
東海中3 英Ⅰ 2学期中間テストのリスニング
【英Ⅰ大問A1のリスニング問題】
今回のテストでは前置詞、助動詞、代名詞の中心としたディクテーション(放送される英語の音声を書き取る問題)が出題されました。
英語では、冠詞(a,the)、前置詞、代名詞、助動詞、接続詞は短く、弱く発音されます。例えば代名詞のthatは 「ザット」 と発音されるのではなく、 「ザッ」 のように弱く発音されます。この弱形を理解していなければ、頭の中で理解している音と、実際に放送される英語の音声との間にギャップが生まれ、音声をうまく聞き取ることができなくなります。また、I willなどは短縮して発音する際に、「アイル」ではなく、むしろ「アイォ」と発音されます。この様な音の変化が起きるため、リスニングが聞き取れないという問題が発生するわけです。
共通テストのリスニングでも、弱系のリスニングや短縮形は頻出範囲ですので、東海の先生はそのことを意識して出題しているのだと思います。
強敵Ambition 予習の仕方
【出題のあったAmbition Lesson3-4】
高校用の教科書には、①新出単語、②新出熟語、③学習すべき文法事項が分かりやすく示されています。上記の項目は、そのレッスンで必ず学習して欲しい項目ですから、教科書の予習をする際にはもれなく予習をする必要があります。
【英Ⅰ大問Fの出題】
今回の2学期中間試験でも、今回の2学期中間テストでは、原形不定詞をとる使役動詞、知覚動詞、分詞の形容詞的用法(修飾語)、付帯状況のwith、仮目的語のit等、教科書の文法事項として取り上げられていた内容は全て出題がされていました。
【教科書の各レッスンで学ぶ文法事項には「G」のマークがついている】
【各レッスンの最後には文法事項の簡単な説明も】
教科書で文法事項の印がついていない箇所でも、そのレッスンで学ぶ文法事項はもれなくチェックし、和訳を元に正確に英作文ができるように練習をする必要があります。
また、先に取り上げたリスニングの出題内容でも触れた、代名詞と前置詞は東海中学(ひいては東海高校でも)頻出の出題内容です。ただ闇雲に本文を覚えるのではなく、教科書を横に置いた上で、どの点が重要なのかを確かめながら、教科書の予習をすることがおすすめです。
コンプリートパスでは、授業内容の先取りを「冬期講座」で、期末テストのシュミレーションを「バッチリでる講座」で行っております。ご興味をお持ちの方は以下のホームページリンクをご覧ください。