1学期中間テストが終わり、答案返却がされています。東海中学校の２年生は英語Ⅰが難しかったようで、平均点が６０点代になりそうだと聞いています。英語Ⅰのテストが、「日本語を見て英語が書けること」を前提としていることは、以前ブログで書かせていただいたのですが、今回は中学２年生の英語Ⅰのテストの中で気になった問題を取り上げてみます。
まずは大問２の問３。下線部④I'll meet you there. のthere が指す内容を４語の英語で答えなさい、という問題です。本文ではAre you going to go to the robot competition tomorrow？となっています（テストでは並べ替えの問題になっていましたが）。答えは“at the robot competition”です。「there」 は副詞ですので、前置詞を補わなければならないこと。また本文にあるtoは使えないので、違う前置詞を使うこと。この２点に留意する問題でしたが、どうでしたでしょうか。今までのテストでは、本文をそのまま書くことが多かったと思いますが、今回は前置詞を自分で考えて書かなければなりませんでした。少し勇気が必要だったかな。東海中学では、thereなどの副詞や、代名詞を別の言葉に言い換える問題はよく出題されるように思います。また to,at，in, on, with などの主な前置詞の使い方や使い分けを確認しておくとよいと思います。
生徒に聞くと、学校から解き直しの指示はとくにないそうですが、間違えた問題はきちんと解き直しをしておくことが必要だと思います。その際には「もう一回やって合ってたからいいや」ではなく、「どうしてそうなるのか」「自分の答えが不正解である原因はなぜか」を考えながら「解き直し」をして欲しいと思います。不正解だった問題は、見方を変えれば自分の成長のチャンスがたくさんつまった宝物のようなものです。ミスと向き合って、成長の糧にして欲しいと思います。
他の問題も、また次回見ていきます。
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