>ミカさん

 

★ ボトルの合間から…覗く男たち。それぞれに,何やら思いを抱えてそうな。バーが舞台なのでしょうか。『ありふれた関係』。そのタイトルと,少し読ませて頂いた〈あらすじ〉からも, 大人な感じ^_^ 。

 

はい、飲食店グループのお荷物的バーが舞台です。


親友の恋人に,密かに思いを寄せるバーテンダー。ブルームーンのある夜に,彼は何かを見てしまう。そして歯車が狂いだす…。その一文だけでも, 何が起こるんだろう?と, 静かにドキドキ。目を閉じて,転がっていくストーリーを追いかける(^ ^)。
レオンさんの評された〈戯曲的芝居〉。…と,言いますと? 会話劇として練り上げられた脚本を,忠実に立ち上げてゆく感じですか?

 

その感覚ですが、

 

ミステリーのような感じなのにミステリーでないのが、

 

戯曲的でした。


人々の心の綾が,会話で織り成されてゆく可笑しさ,苦さ,気持ち良さ。その時間の中で,ふっと目覚めるのも,お芝居を観る喜びだったり。
ご覧になった日が最終日だったんですね。
宮原さんの応援としても,間に合って良かったです(^_-)。

 

はい、楽日に行けて良かったです。

☆さて。お話にも出てくる〈ブルームーン〉。(←先日は苺のお月様でしたが^^; ) その説明が幾つかあり,興味深く。天体現象以外にも,舞台がバーなら,実際出てきたのでしょうか…カクテルの名前でもあるんですね。レモンを効かせたドライジンがベース。紫がかったブルーで,クレーム・ド・ヴァイオレット(スミレ)の香りが…。小道具として使われなかったとしても,イメージが素敵。

 

ブルームーンは劇中なんども。

 

また,慣用句としては, once in a blue moon「極めて稀なこと」「決してあり得ないこと」といった意味で使われるそうです。題名の『ありふれた…』とは裏表の関係(^_^;)?こういった所も,企みを感じます。

 

切ないラストですが、そこもある意味ありふれていたのかも。

☆虚構新聞の記事, 面白かったです!オチまでついてて…。これ,落語の『動物園』ですね(^_^;)。
 

ジョーク小噺じゃなく、落語でしたのね。