昨日は、

宿題の2を終えて、(宿題1は未完)

下北沢の本多劇場に。

数日前に大阪の灰色の脳細胞T氏からメールがあり、

ヨーロッパ企画さんの本公演『ビルのゲーツ』を強く勧められ、

その東京公演を拝見するためです。

当日券も完売で、補助席までぎっしり。

素晴らしい。

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さて、芝居はタイトルの『ビルのゲーツ』通りの内容。

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『カードをかざしてゲートを開けろ!』

まさに、このフレーズだけで成り立っている物語です。

そして、随所にある笑い。

かなり笑まくりでしたし、

そのアイディアと構成の緻密さに感動。

『カードをかざしてゲートを開ける』

この事の繰り返しなんで、ちょっと飽きそうになると、

次のステップになるタイミングの配慮も流石と感心。

ただ、芝居というより長編コントの感かな。

キャラクターは立っているけど、

人間は立っていない。

でも、それは意図なのでしょう。

なぜなら、登場人物は固有の名前で呼ばれていない。

名前のない人々で物語を違和感なく織りなす技術にも関心しました。

オチは見終わった直後は、

想像範疇なんで、

「う~ん」でしたが、

今は、ま、ありかなと思っています。


東京公演は明後日まで、

当日券は必ず入手できるとは限らないようですが、

あることはあるようです。

まだ大阪をはじめ各都市での公演があるそうなんで、

興味のある方はぜひ。

http://www.europe-kikaku.com/projects/e33/



名前がないと言えば、

僕のカードマジックの作品に『アイ アム ア キャット』というのがございます。

作品というほどのものじゃなく

既存のマジックを易しくするアイディアなんですが、

とある業界マガジンに発表しました。

タイトルはこの手順を人に見せたとき「なんてタイトルのマジック?」と聞かれ、

「名前をつけるほどのマジックじゃないよ」と答えたら、

「名前はまだないのか」と言われたので、

そこからなんのひねりもなしに原稿を書く際につけたタイトルです。

僕は作品のタイトルを適当につけるので、

あとでタイトルと作品が結びつかないこともしばしば。(~_~;)

いや、作品そのものを忘れていることも。


では、本日、これにて。

ごきげんよう。

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