予告どうりに。

昨日に某プチイベントで演じたマジックについて。

まずは、『ゴジンタの鞄』。

これはゴジンタ・ボックス(Gozinta Box)と言うマジック用具の時事ネタ演出です。

ゴジンタ・ボックスというのは


オーストリアの天才マジック・クリエーターであるルーバー・フィドラーさんが、

考案した作品で、マジックと言うより不思議グッズに近いかな。

では、その演出。

黒い箱があり、それを示したマジシャンは、それが鞄だと言い張ります。↓

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黒い箱を開けると、お札柄のものが入っています。

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それは5000万円を表していると言い、中から取り出します。

しかし、その5000万円のブロックは、

黒い鞄(箱)から出てきたのに、戻そうとすると入りません。

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しかし、不条理にも、5000万円のブロックは箱になっていて、

なぜか5000万円の中に、鞄が入ってしまうのです。

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時事ネタですが、もう古いかな。

はい、どうせ半年古い人なのです。(~_~;)

この中と外が入れ替わる箱の仕組みの考案がルーバー・フィドラーさん。

で、これを前都知事の議会での問答の再現にしちゃおうと、

まず考えてみたけど、

最後が不条理なんで、

とある忘年会でアイディアだけをギャグとして話しました。

すると、不条理なほうが面白いとナポレオンズのボナ植木さんから、

アドバイスをいただきまして、実際にやってみました次第。

先祖帰りみたいな感なんですが、

やはり、その不条理さが面白くお気に入り。

スタッフやK氏からは、

「最後にもう1つオチが欲しい」と言われます。

うん、確かに。

でも、もうすることはないので、まあ良しとします。

さすがに賞味期間を越えた感。

ちなみに、このゴジンタ(Gozinta)って何?と思っていましたが、

「Goes into」という意味らしいです。

マジックとは関係ないページに紹介がありました。

では、もう1つ。

『シュレーディンガーの札(ふだ)』

これはカードマジックで、

観客が自由に選んでも、同じ数字のカードになってしまうのです。

構成だけで成り立つ手順で、

カナダのリチャード・サンダース(Richard Sanders)さんの

『Shuffle by Choice』という作品が元になっています。

(DVD『SANKEY SANDERS SESSIONS』(2013)に収録。)

サンダースさんによると、

その作品はアメリカのフランク・ガルシア(Frank Garcia)さんの

『Happinstance』のバリエーションとの事です。

(フランク・ガルシアさんの著作である

『Super Subtle Card Miracles』(1973)に収録とのこと)

尚、タイトルは理由あって、

量子力学の『シュレーディンガーの猫』から由来しています。


本日は暗号みたいな
難解な文章を読んでくれて、ありがとうございます。

こういうのは、ほんとにごくたまにしか書かないから。

大抵は食べ物中心。(~_~;)


さて、本日からグアムに旅行してきます。

大会や撮影のないプライベートな旅行って、何
年ぶりかな。


(少なくとも5年はない。)



昨日のひっぱり出してきて電池切れ寸前だったのは、

携帯タイプの
電池式蚊取り機。

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さて、数日は旅行記になるかな。

なぜ旅行なのか、なぜグアムなのか、その理由は明日に。

本日、これにて。