昨日に某プチイベントで演じたマジックについて。
まずは、『ゴジンタの鞄』。
これはゴジンタ・ボックス(Gozinta Box)と言うマジック用具の時事ネタ演出です。
ゴジンタ・ボックスというのは、
オーストリアの天才マジック・クリエーターであるルーバー・フィドラーさんが、
考案した作品で、マジックと言うより不思議グッズに近いかな。
では、その演出。
黒い箱があり、それを示したマジシャンは、それが鞄だと言い張ります。↓
![__ 1.JPG__ 1.JPG](https://stat.ameba.jp/user_images/20140119/21/complete-leon/82/c8/j/o0640048012819123015.jpg?caw=800)
黒い箱を開けると、お札柄のものが入っています。
それは5000万円を表していると言い、中から取り出します。
しかし、その5000万円のブロックは、
黒い鞄(箱)から出てきたのに、戻そうとすると入りません。
しかし、不条理にも、5000万円のブロックは箱になっていて、
なぜか5000万円の中に、鞄が入ってしまうのです。
![__ 5.JPG__ 5.JPG](https://stat.ameba.jp/user_images/20140119/21/complete-leon/3f/1d/j/o0640048012819123043.jpg?caw=800)
時事ネタですが、もう古いかな。
はい、どうせ半年古い人なのです。(~_~;)
この中と外が入れ替わる箱の仕組みの考案がルーバー・フィドラーさん。
で、これを前都知事の議会での問答の再現にしちゃおうと、
まず考えてみたけど、
最後が不条理なんで、
とある忘年会でアイディアだけをギャグとして話しました。
すると、不条理なほうが面白いとナポレオンズのボナ植木さんから、
アドバイスをいただきまして、実際にやってみました次第。
先祖帰りみたいな感なんですが、
やはり、その不条理さが面白くお気に入り。
スタッフやK氏からは、
「最後にもう1つオチが欲しい」と言われます。
うん、確かに。
でも、もうすることはないので、まあ良しとします。
さすがに賞味期間を越えた感。
ちなみに、このゴジンタ(Gozinta)って何?と思っていましたが、
「Goes into」という意味らしいです。
マジックとは関係ないページに紹介がありました。
では、もう1つ。
『シュレーディンガーの札(ふだ)』
これはカードマジックで、
観客が自由に選んでも、同じ数字のカードになってしまうのです。
構成だけで成り立つ手順で、
カナダのリチャード・サンダース(Richard Sanders)さんの
『Shuffle by Choice』という作品が元になっています。
(DVD『SANKEY SANDERS SESSIONS』(2013)に収録。)
サンダースさんによると、
その作品はアメリカのフランク・ガルシア(Frank Garcia)さんの
『Happinstance』のバリエーションとの事です。
(フランク・ガルシアさんの著作である
『Super Subtle Card Miracles』(1973)に収録とのこと)
尚、タイトルは理由あって、
量子力学の『シュレーディンガーの猫』から由来しています。
本日は暗号みたいな難解な文章を読んでくれて、ありがとうございます。
こういうのは、ほんとにごくたまにしか書かないから。
大抵は食べ物中心。(~_~;)
さて、本日からグアムに旅行してきます。
大会や撮影のないプライベートな旅行って、何年ぶりかな。
(少なくとも5年はない。)
昨日のひっぱり出してきて電池切れ寸前だったのは、
携帯タイプの電池式蚊取り機。
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さて、数日は旅行記になるかな。
なぜ旅行なのか、なぜグアムなのか、その理由は明日に。
本日、これにて。