昨日のブログのテンパる以外の麻雀用語の解説。

「分からないよ」と何人かに言われたので。

『1飜(イーハン)』→ゲームとして最低必要な役のこと。

一例としして、鳴かずに牌が揃ってリーチをかけるのも1飜である。

『鳴く』→他の人の捨て牌により一定のブロックを完成させること。

チー、ポン、カン、がある。

『安牌(あんぱい)』→誰にも当たりことのない安全な牌のこと。

ここから無難なものという意味あいに使われることも多い。

『チョンボ』→ルール違反やミスのこと。

以上。

ここだけ読むとマジシャンのブログじゃないな。(^_^;)


さて、タイトルのこと。

『はだしのゲン』の閲覧制限問題。

秋田書店の『読者プレゼント景品数水増し』問題。

両方とも皆さんご存知だと思うし、

私見も多くの方の思っているとおりなので、特に触れません。

漫画つながりで、最近一番驚いたのが、

この夏の高校野球で、

『巨人の星』の大リーグボール1号が現実になったと知ったこと。

横浜高校 VS 前橋育英高校の試合だそうです。

大リーグボールと言うのは、

『巨人の星』という野球漫画の主人公である星飛雄馬の魔球。

その最初がもちろん大リーグボール1号。

これ、一口に説明できないけど、

簡単に言うと、バットを狙うボール。

通常、投げた球はバットに当たらないほうが良い感覚があるけど、

これはその逆。

バッターの心理、行動を読んでバットに無理やり当て凡打をさせるという、

メンタリストも裸足で逃げ出すほどの洞察力が必要な魔球。

マジックを詳しい人に向けて書けば、テーブル上でのカードフォースみたいなもの。

(うん、ここはマジシャンのブログだ。(笑))

では、そのシーンをGIFビデオで。

Dr.レオンオフィシャルブログ「Dr.レオンのコンプリート・ダイアリー」Powered by Ameba

たしかに、ボールを避けるようにしゃがみ気味のバッターのバットに当たって、

ピッチャーゴロ。

これ、限りなく偶然に近いとは思うけど、

大リーグボール1号は、これをコンスタントに行うわけです。

でね、2号というのは簡単に説明できます。

『消える魔球』。

投げた球がホームベース付近で見えなくなっちゃうのです。

これは分かりやすい。

原理は砂ぼこりが球を隠すのです。

マジックを詳しい人に向けて書けば、一種のブラックアート。

(ここはマジシャンのブログだ。)

そして、3号は1号の真逆でバットを避ける球。

ギリギリの速度で投げられるスローボールなので、

バットを振る勢い(風圧)で球が逃げるようになるのです。

ここだけ読むと完全にマジシャンのブログじゃないな。(^_^;)

僕は、原作者の梶原一騎さんがどうして、1号を思いついたのかが知りたい。

2号、3号は分かりやすく、思いつきやすいじゃないですか。

それらを後に持ってきて、

バットに当てるという、ある意味一番難解で、

発想すること自体がかなりないと思う魔球をなぜ一番最初に持ってきたのか?

もしかすると、最初は2号を考えていたけど、

消える魔球あたりは誰でも考えそうだから、あえて外したのか?

その辺が知りたい。


ここからマジシャンらしく。

昨日の現場で言われたこと。

大リーグボールの如くの変化。

「なんで?」→「騙されるって楽しい」→「死んで」

発言者はそれぞれ皆違います。

「死んで」の発言者。↓

Dr.レオンオフィシャルブログ「Dr.レオンのコンプリート・ダイアリー」Powered by Ameba-__.JPG

「死んで」は理解不能すぎるからなんだそうで、

長いことマジックをしていて初めて言われました。

僕にとっては、「クレージー」同様、最上級の褒め言葉だと受け止めております。

本日、これにて。

東京、昨日の夕方は怖いほどの凄まじい雷と雨でした。

もう完全に亜熱帯ですね。

全国的にみると、干ばつと大雨の二極化。

日本の気象は大丈夫なのか?

それでも、こぶしを上げてゆるく顔晴りませう。

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