昨日は、全体のスケジュールが崩れて、
修行僧のような作業をしたりいたしておりました。
ちょっとくたびれ気味。
さて、本日は映画の感想を2本。
1本は辛口の評価ですので、覚悟なされい。
過去、映画評価で、最高に辛口だったのは、
サム・ライミ監督の『スペル 』。
ゴミです、クズです、と言い放っております。
そのあと、言いすぎだと怒られました。(^^ゞ
まあ、3年前のブログなんでお許しあれ。
でも、人気がある記事なんですよ。
そんなものなのかもしれませんね。
では、1本目。
『モモへの手紙』
全体を通して、淡い色合いで、綺麗な画です。
懐かしさを感じさせる田舎の風景や古い民家にも癒されます。
『千と千尋の神隠し』の作画監督や
『サマーウォーズ』のスタッフが参加とのことです。
ストーリー構成としては、ジブリさんの『となりのトトロ』。
トトロの役回りとなる3人(人でよいのか?)の妖怪が、
人間臭いとこが面白く、あざとい笑いも楽しめました。
ツッコミ部分も多々ありますが、そこは映画。
作品としては、わりと好きなごく普通の仕上がりでした。
そうそう、ヒロインのお母さんの声優さんが、優香さんと知って驚きました。
失礼ながら、ものすごくうまくて全く気がつきませんでした。
さて、もう1本。
『ジョン・カーター』
『ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作』として
巨額の資金を投じて製作されましたが、大赤字と聞いていました。
鑑賞後、赤字になるのは当然だと思いました。
とても言いづらいのですが、褒めたいところがまるでない作品だったのです。
もう、CG映像ではよっぽどのことがないと驚かないし、
ハリウッド作品ならあたり前の感がしてきちゃってますから、
それ以外の部分に対する、あくまで僕個人の感想です。<m(__)m>
原作がターザンで有名なエドガー・ライス・バローズさんの『火星のプリンセス』、
スターウォーズ、アバターの御先祖様でございます。
そして、監督がアンドリュー・スタントンさん。
『ファインディング・ニモ 』、 『トイ・ストーリー』、『レミーのおいしいレストラン』、
『ウォーリー』、『カールじいさんの空飛ぶ家』などの
ピクサー作品の監督や製作総指揮を手掛けている方です。
それなのになぜ?????の仕上がり。
全体として、ものすごく薄っぺらいのです。
確実に言えるのは、時間尺が足りない。
僕は原作を読んでいませんが、
その世界観を観客に理解してもらい、
登場人物たちの関わりや心情をきちんと描くには、
少なくとも2部構成にはしたいところじゃなかったのかしら。
そして、実写は初監督なんですって。
やはり、餅は餅屋なのかな。
正直いいますと、3Dの料金では割高感を感じました。
いや、2Dでも…(・_・;)。
『ヒューゴ』の3Dを結局観れなかったんで、3Dにしたんですが…。
そんな感じの作品でした。
ただ、何度も言いますが、あくまで僕個人の感想。
尊敬するある方のブログではこの作品を褒めていましたし、
映画サイトの他の方のレビューを見ても、
良い評価の方のほうが多いようです。
昔からあるジョーク。
『ある意見を持つ経済学者がいると、
その反対の意見を持っている経済学者が現れる。
そして必ず二人とも間違っている。』
さて、本日も仕事、仕事。
東京は終日、雨のようです。
雨の日はマイナス面もありますが、雨だからこその事もあるでしょう。
頑張ってまいりましょう。
---------------------------------------------------------------------