抜きん出てこれは凄いことだと思いました。 満席の劇場でした。 それなのに、映画が本編が終わり、エンドロールが流れきって、 場内にライトが点くまで、誰一人立ち上がらないのです。 大抵はエンドロールの途中で、数名は立ち上がって帰るものです。 それだけ、満足度が高かったのかもしれません。 拝見した映画は、 『ロボジー』 ミッキー・カーチスさんが、五十嵐信次郎の名義で主演している映画です。 五十嵐信次郎さん、じつにいい。 この映画、 古くさい言い方かもしれませんが、直球のハートフル・コメディーです。 ロボットの中に人が入る。 まるでコントの設定です。 ですから、実際にはどうだろうなんて考えると、ツッコミどころは満載ですが、 そこはコメディーですから、問うのも野暮です。 コントの設定を、 キチンとした2時間弱の映画に仕上げた手腕は凄いと思います。 途中から、最大の関心はどういう終結に向かっていくのかなんですが、 伏線がしっかりあって、それが生かされていくところは見事。 そして、笑いの中にさりげなく愛と夢と現実が描かれています。 終わり方も、わかりやすい王道で、 五十嵐信次郎さんの顔で終わるのは大納得。 (こう書いても、ネタばれにはならないでしょう。) なお、エンドロールに流れる歌もミッキー・カーチスさんによるものです。 それもエンドロールで人が立たない理由の一つかもしれません。 これが、また良い味でして…。 そして、エンドロールには、 音楽担当がミッキー吉野さんになっていましたから、 監督はディズニーかと思ったぐらいです。(これは嘘) 老若男女楽しめる作品です。 個人的にはとても推します。 今年観た映画では、抜きん出てトップです。 あ、そりゃそうだ。 今年はこれが最初だった。 ロボットの中が実は人。 この種のジョークはありますが、抜きん出て好きなのが、以下。 以前にも紹介しました虚構新聞の記事です。 未読の方は是非。 元はアメリカのジョークにあったと記憶しています。(出典は覚えていませんが。) 『アシモの「中の人」は語る 独占取材に成功 』 (←リンク) 『ロボジー』、案外これが元ネタだったりして…。(笑) ---------------------------------------------------------------------