昨日は、ミステリーのご紹介をさせていただきましたが、
数日前に、
広島刑務所脱走事件がありましたよね。
逮捕されて一安心ですが、この事件で驚いたのは、
その脱走についての刑務所の体制の問題でなく、
またまたDNAの鑑定スピードの速さ。
空き巣に入った家で飲んだ缶ビールが残されていて、
その唾液のDNAが一致したとの事。
このDNA鑑定のスピード向上に驚いたことは、
2010年の12月2日のブログ『鑑定』 (←リンク)にも書きましたが、
更なるスピードアップをしているような感じです。
1日ぐらいですもの。
不謹慎ですが、ますますミステリー小説が書きづらくなりますね。
もちろん、実際の事件の捜査がスムーズなるのが、一番良いわけですが。
一方、オウムの特別手配犯の出頭関連では、
本物の健康保険証を偽名で取得できてしまう事に驚きました。
当初、僕は組織的な偽造なのかと思っていましたが、本物だとの事。
この事実で、社会派のミステリーには、
その可能性を広げられたかのようにも思います。
ミステリーつながりで。
「ただ、それだけのために、…」
島田荘司氏の傑作ミステリーである
『斜め屋敷の犯罪』の決め台詞ともいうべきものです。
未読の方の為に、詳しくは書きませんが、
壮大なトリックが明かされたときの衝撃的な一文でした。
ただ、それだけのために、
無駄とも思えるような作りものをするのも、
僕の仕事の一部です。
特に、TVなどの制作の仕事の場合はそうです。
一回こっきりということがほとんどですから。
それだけのために…。
以下のYouTubeの動画は正にそれ、
Yahooさんで、紹介していたので、ご存知の方も多いかな?
個人的にはもの凄く好きです。
未見の方は是非。(携帯の方<m(__)m>)
さて、
本日は、
スタジオ収録。
それだけのために、作ったものを持って出かけます。
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