昨日のブログで訂正があります。
米国の友人と記しましたが、カナダの友人でした。
トロントに住んでいます。
でも、米国とのダブル国籍とのことなんで、大きくは間違っていません。
その人の名前は、リー・アッシャー。
奥様はクリスティーナ。
彼の肩書きは『Professional CardStar』。
カードスターって言うくらいですから、
素晴らしいテクニックを持っているカード・マジシャンなのです。
昨夕、ホテルから彼らをピックアップして、銀座の地鶏のお店にいき、
食事を一緒にしはじめましたが、彼の態度がちょっと変なのです。
まず、「何を飲む?」と聞くと、「水」と答えます。
水?
奥方は、「焼酎の水割り」なのに…。
何をかくそう、お二人とも大酒のみ。
それなんで、飲み放題設定にしたのですが、しかし、なぜか水。
水がくると、彼は小さな袋をやぶり、中のタブレットをグラスに落としました。
錠剤がシュワシュワと溶けていきます。
頭痛や胃痛の鎮静剤で、二日酔い等にも良いとされている薬です。
僕も時々使います。
以前は日本でも売っていたのですが、なぜか現在は発売中止。
アメリカに行くと、箱で買ってきます。
それで、彼に「二日酔い?」と聞くと、
いや、5日くらい前から膨満感のような感じと軽い胃痛なんだ、との答え。
彼いわく、ミントオイルをオシボリに落として嗅ぐと直ると言います。
昨晩もそうだったとの事。
でも、ここは地鶏屋。
そんなものはありません。
コース料理を頼んじゃったから、皿は次々に運ばれてきちゃいます。
時間がたっても、彼の箸はやはり進まない。
「う~ん、キチンとしたバーには必ずある、茶色の小瓶のリキュール、
名前が出てこないんだけど、あれなんかが良いのかな?」
なんて言っていると、同席のMさんが、ちょっと探してくると出かけて、
鎮痛剤のブスコバン、僕の言ってた小瓶、
そして、ミントタオルを入手してきてくれました。
そのフットワークに感激。
いろいろ説明して渡したのですが、
その際にMさんが、
「きっとクリスティーナへの愛が、胃をいっぱいに満たしているのよ」と言う。
この言葉がサラッとでることに、更に大感激。
尚、小瓶は、ウンダーベルグ。
ドイツでは非常にポピュラーなもので、駅なんかにも売っている薬酒です。
これをごく少し飲ましてみましたが、
結局のところ、
彼の体調が回復しないようなので、一次会だけでお開きに。
でも、店を出るときは、広告を見て、
今度はあのワインを飲みたいなんていう軽口を言っていたので、
大事には至らないと思います。
彼らのハネムーンは、最初の一週間がカリブ海。
その後に今の東京。
今日から京都、神戸、横浜、香港、マカオ、上海と合計約1ヶ月と言うんだから、
体調の完全回復をお祈りいたします。
それにしても、一ヶ月の新婚旅行は羨ましい限り。
本日の夜は、
相模原のチャリティー・イベントにゲスト出演してまいります。
会場:サン・エールさがみはら(相模原市緑区西橋本5-4-20)
時間:開場18:30~ 公演時間 19:00~21:00
料金:2000円
収益金は日本赤十字社を通して被災地の皆さんへ届けられます。
僕は、ほんの少しの時間をいただいて、1アクトだけを演じますが、
お近くで、お時間のある方は是非お越しくださいませ。
――
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