面白いのか、
面白くないのか、と言ったら、
まあ、面白かったんですが、
ものすごくもったいなかったと言うのが正直な感想。
なんの話かというと、
なんと、
レオンという人物の名前が登場する映画の話。
正確には『ポンセ・デ・レオン』という実在したスペインの冒険家です。
その映画は、悪者が主人公です。
タイトルは『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』。
役者は皆さん素晴らしい。
特に、バルボッサ役のジェフリー・ラッシュさんは、
『英国王のスピーチ』を近くに観ていたものですから、その変わり方に感激。
『英国王のスピーチ』では準主役のライオネルです。
そして、映像も実に綺麗。
3Dも抑え目で丁度良い感じ。
人魚なんぞ、実に見事。
で、何がもったいなかったかというと、脚本。
あれもこれもと詰め込みすぎて、いろんなことに説明が足りないんです。
ですから、目的や人間関係がとても薄い。
エピソードを削るか、2部作にすれば傑作になったと思うのに残念。
物足りなさ、詰め込み過ぎ。
このバランスは全ての公演に言えることでしょうが、
自分もそうですが、物足りないよりはと思ってしまうんですよね。
ディズニーの精鋭スタッフですら、そうなんですから…。
もし、御覧になるなら、今回もエンドロール後に
エピローグ・ブリッジがありますので、最後まで御覧ください。
確実に次回作がある様子です。
さて、今回、3Dで見たんですが、
面白かったのは、僕のよく訪れる劇場では、
3Dメガネが買い取り制度に変わっていたこと。
先月末からそうなったらしいのです。
次回、3Dメガネを持参すると、割引価格が適用されるとのことです。
今度、3Dがますます増えていく傾向にあるからでしょうか?
ふと思ったのは、僕のショーでは観客全員に品物を配っておいて、
それを使っての全員参加マジックを時々演じます。
トランプを配っておいて、次回持ってきてもらうと
割引価格が適用される、そんなシステムも面白いかと。
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