まくら。
落語家、柳家小三治さんのまくらが好きです。
落語の本編の前、イントロ的なものが、まくら。
このまくらがとても好きなんですが、
特に小三治さんのまくらは、まくらを超えて本編といってもよい感じ。
博識ぶり、こだわりには感心させられます。
著作にもそのものズバリの『ま・く・ら』ってのがあるくらいですから。
先日、聞いたまくらは趣味と道楽。
「多趣味ですね」
「良い趣味をお持ちですな」
「さすが趣味人」
こんな言い方だと、みななんか高尚な感じがします。
でも、同じ事をやっていても、
道楽って言葉になると途端にイメージが変わる。
「道楽にうつつをぬかす」
「この道楽者」
こうなると浪費しているようで聞こえが悪いですね。
僕の場合、趣味(道楽)だったものが生業になってしまいました。
そう、現在の趣味と言いますと、まあ、色々あるんですが、
何度か書いていますが、
基本的には、乗馬、釣り、映画、食べ呑み歩き、になるんでしょう。
しかし、道楽ってやつは、趣味と呼名を変えても、
大抵は、それなりにお金がかかるものでして、
うん、趣味のほうに行きすぎますと、
お先、まっくら。
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