昨日、韓国のマジック界の父とも言うべき方が亡くなった訃報が入りました。


その方の名はアレキサンダー・シニア。


孫のアレキサンダー・ジュニアさんとは飲み友達です。


アレキサンダー・シニアさんは、


韓国では、昔はほとんどいなかったイリュージョニストでした。


イリュージョニストとは、魔術師そのものを指すこともありますが、


僕等の世界では、主に、人が消えたり、浮いたりする大道具を使って


マジックを演じる人の事をそう呼びます。


アレキサンダー・シニアさんは、ご自分で溶接する技術を持っていて


自分自身で大道具を使っていました。


今、韓国のトップマジシャンである


リ・ウンギョルさんもチェ・ヒョンヌ(チャーミング・チョイ)さんも、


僕が初めて韓国に収録で行った頃は、


アレキサンダー・シニアさんが作った道具を使っていました。


韓国では、インターネットが普及するまでは、


極端にマジックの情報が少なかったのです。


アレキサンダー・シニアさんは日本の方と交流があった為、


日本を通して最新アイディアを入手して形にしていき、


面倒見が非常に良かったので、多くの人に大きな影響を与えたのでした。


ですから、韓国マジックの父なのです。


合掌。


正直、ひとつの時代が終わったのだと思います。


現在、韓国はマジック先進国とも言われています。


特にステージでテクニックを駆使して演じるマニュピュレーションの進歩は


凄まじいものがあり、世界レベルです。


そして、オリジナルについても重視するようになってきました。


この事はとても大切なことです。


先日も、韓国の友人から電話があり、


僕が以前にTVで演じた作品を演じて良いかと許可を求めてきました。


それは僕のお気に入りでしたので、丁重にお断りさせていただいたのですが、


この聞く姿勢が大事なんですよね。


日本でも、それをしない人がいて、無断でコピーする。


そんな人が大手を振っているのも悲しいかな事実です。


おっと話がずれました。


アレキサンダー・シニアさんにお花を贈りたいと思って、


通訳のMさんに、韓国でもお花贈る習慣があるか確認すると、勿論との事。



Dr.レオンオフィシャルブログ「Dr.レオンのコンプリート・ダイアリー」Powered by Ameba

コチラを贈らせていただきました。


日本と少し飾り方が違うと思ったので、紹介。


考えると、故人に献花するのは洋の東西を問わず、


あらゆる民族に共通しているんじゃないでしょうか?


お花には、生者と死者の両方を癒す力があると思います。


もっとも、うがった見方をするなら死者のことはわかりませんから、


生きている者の安心が主なのかもしれませんが…。


ともかく、


アレキサンダー・シニアさんのご冥福をお祈り申しあげます。


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