サッカー・アジアカップ。
日韓戦の結果をどうしても書きたくて久々に深夜にアップしたら、
即コメをいただいた。
感謝。
皆さん、観てるんですね。
― 本日のブログは↓から ―
『おばけ』って知ってます?
人知を超えた、化け物、妖怪のことではありません。
新橋の芸者さん達のイベントです。
おばけとは失礼じゃないかって。
いや、ほんとに『おばけ』と呼ばれるイベントがあるんです。
本来の御座敷の着物、化粧とは全く異なるいでたち(ドレスなど)で、
踊りも現代的なものも取り混ぜたりする一種のかくし芸的なイベント。
これは、2月3日の節分を中心に行われるのです。
このルーツは、いつもと違う扮装や行為を行って
鬼を化かそうという厄除け的な意味がある民間行事だそうです。
これが、京都の祇園で演し物(だしもの)として残ったとのこと。
ですから、僕は新橋の芸者さんしか存じないけど、
たぶん他の花街でも行われるんでしょう。
発祥歴史は、詳しくはウィキペディアで『節分お化け』と調べてくださいませ。
先日、存じ上げる新橋・芸者『七重』さんから電話がありました。
「ねえ、刀を抜くと花、ピストル撃つと旗。そんなマジックってない?」と彼女。
「え、それはドリフ的ってこと?」と聞き返す。
「そうそう、ドリフみたいな感じ」
「時期からすると、おばけで使うんだね。
でも、それは不思議要素がないから、マジックの世界ではないと思う。
ハンズとか博品館とかの玩具やパーティーコーナーにあるんじゃない」
「え~、その辺にもないみたいなのよ。なんかないの?」
スタッフに聞くも、そんなマジックアイテムは記憶にない。
ただ、BANGと旗のでる玩具ピストルがどこかにあったことを思い出し、
スタッフがさがしだしてくれた。
後は、刀。
でも、そんなのはないようで、ならば作っちゃおうということになり、
出来たのが↓。(七重さん)
上の刀をサヤから抜くと、花。
下の写真は、先のピストルも一緒に撮っています。
(サヤがBANGに変化する訳じゃありません。)
この2アイテムを使って、芝居的な踊りの後に、タップダンスを踊るんだそう。
どんなものになるのか想像がつかない。
だから、おばけ?