- 試験(シケン) -


フニ、フニ、とホワイトボードにマーカーで文字が書かれていきます。


少し前なら、カリ、カリと黒板が鳴る、と表現されるのでしょう。


「ではレオンさん、これ、『航空機』を英語で答えて」と壇上の方が言うのです。


そう試験を受けています。


何年ぶりだろうか?


この感覚は。




今日のブログは、わりと日記的であります。




「では、レオンさん、答えてください」


白板には、いくつかの単語と短いけれど馴染みのない文が並んでいます。


必死に先週のことを思い出そうと英単語が脳内を巡ります。


でも航空機なんてでてきたかな?


まあ、航空機っていっても、飛行機と一緒でしょ。


「Airplane」と答えました。


「はい、中学生並みですね」


それでは、中学生に失礼ではないかと思いつつも答えを聞いて、


ああ、たしかに先週、壇上の人から聞いた、と思いだします。


ちなみに、web上の辞書で航空機とひくと、


a plane,((米)) an airplane,((英)) an aeroplane; 〔総称〕aircraft


なので、基本正解なのです。


中学生も安心してください。


でも、昨日の正解は「Traffic」なのです。


パイロット、管制官、などの航空関係者が、使う言葉なのです。


そう、昨日は2回目になる今秋の舞台の勉強会。


芝居のタイトルは「操縦不能」。


過去にあった飛行機事故をリアルに再現するもので、


ウルトラがつくほどのシリアスな芝居なのです。


作、演出のY氏の、その思い入れは半端じゃありません。


リアリティーを求めて、航空機操作で使われる言葉は、


日本語に訳されることなく、そのまま台本に落としこまれます。


あまり日常会話には登場しない言葉も多いのですが、


苦もなく使えるようにと、稽古の一環としての試験だったのです。


では、みなさまにも問題。


航空関係者の用語では、『Gear(ギア)』とは、なんの事でしょう。


正解は、昨日のブログ『小人』の末尾に書いておきます。


実際に使ったり、役に立ったり、することはないかもしれませんが、


知っておいて、損はありません。


ちょっと自慢できます。


そうそう、芝居では、僕は管制官の役柄です。


僕にとっては、試験的な挑戦であります。


公演の詳細は数日中にご案内いたしますね。