- 小人（こびと） -
あなたは小人、妖精の存在を信じますか？
映画 『借りぐらしのアリエッティ』
選外佳作という感じでしょうか。
ごく普通の仕上がりです。
未見の方は、大きな期待はしないで観てください。
自然、生命の大切さを唱えるメッセージは、
サラッとしてますが、いつものジブリ作品同様です。
この作品は映画でなく、ＴＶで毎週放映するアニメだったら
小人の生活などが深く描けて、もっと良かったかも知れません。
感心したのは、小人の持つポットなどから出る水が、
ポタリと、固まって出てくる感じになっていたことです。
小人の持つポットの管のサイズでは、張力によって、
ジャーとは出てきませんものね。
そのへんは細かいのに、
全体的には物の縮尺比なんかには、時々違和感がございました。
主題歌を含め、音楽は心洗われる感じで、個人的には好きな音作りです。
綺麗な配色と音を聞いているだけで、満足でした。
PCの方は以下セシル・コルベルさんのArrietty's Songで癒されてください。
セシル・コルベルさんはフランス人だそうですが、
日本語歌詞の達者さに驚きです、日本に住んでいたりしたのかしら？
ジブリは、こういう起用がじつにうまい。
小人と言えば、森に住む羽のある妖精もその仲間でしょう。
シャーロック・ホームズの作者、コナン・ドイルは妖精の存在を信じていて、
1920年に二人の少女の撮った以下の写真を、本物だと評価したことでも有名です。
どう見ても、本物とは信じがたい出来だと思うのですが、
良くも悪くも、未知なるものを信じたいというのも人の持つ性質です。
（のちに、トリック撮影と告白しています。）
この妖精を再現したフリッターフェアリーという玩具が、昨年発売されました。
わりと話題になったので、ご存じの方も多いでしょう。
販促動画が実にうまく編集されているなと思ったものです。
未見の方は以下YouTubeでどうぞ。
マジックの手法を用いていますが、いくつか組み合わせているので騙されます。
子供がこれを見たら、欲しくなります。（大人だって）
でも、いざ遊ぶとガッカリするだろうと心痛くなるアイテムです。
あなたは小人、妖精の存在を信じますか？
後輩H君の部屋には、小人が住んでいて、
勝手にメールなどを送ってくれるそうです。
僕の部屋にもいるんです。
ごくたまにですが、小人が、見覚えのない雑誌や飲み物を持ち込んでくるのです。
どうも、コンビニあたりから運んでくるようで、袋なんかも転がっていたりします。
でも、小人の現れる日の朝は、頭が痛かったり、気分がすぐれないことが多くて、
どうしても目撃できないんです。
やはり、人には見られてはいけない掟があるのでしょう。
あなたは小人、妖精の存在を信じますか？
７月２９日の『試験』の答
『Gear』とは、飛行機の車輪のことです。