マジックに素材としてよく登場する和製英語達


トランプ⇒Playing cards(プレイング カード)


ホチキス、ホッチキス⇒Stapler(ステープラー)


セロハンテープ⇒Scotch tape(スコッチ テープ)

           Plastic Tape(プラスチック テープ)


シャープペンシル⇒Mechanical pencil(メカニカル ペンシル)


ガムテープ⇒Duct tape(ダクト テープ)

         Mailing tape(メーリング テープ)


マジックテープ⇒Velcro(ベルクロ)


この中で最もなじみがないのが、ベルクロじゃないでしょうか?


ベルクロは本当は商標名で、


本来はHook and loop fastener(フック アンド ループ ファスナ―)だそうですが、


ベルクロ以外をほとんど聞いたことがありません。


マジックテープは、マジックには裏方として、なくてはならない発明品のひとつです。


先日、スタッフの一人が、海外から来たアイテムの解説書を見て、


「ベルクロって英語でも言うんですね」


思わず、コケました。


でも、よく聞くと事情がわかりました。


僕の実家では、仕事の関係で昔から、


マジックテープとベルクロと併用して言っていました。


その為、以前に、そのスタッフに「ベルクロを買ってきて」と頼んだら、


「ベルクロって何ですか?」


そうか、一般的な名称ではないなと思い、


「マジックテープのことだよ」と補足。


すると、彼はベルクロと言う言葉は、マジック界の隠語だと思ったそうです。


そして、マジックの英文解説書のVelcroも、


マジック界ならではのマジックテープの隠語だと思っての上記の発言。


確かに、他では通じない言葉や本来の意味と若干異なる言葉があります。


マジック界でよく使う隠語でパッと思いつくのは、


英語由来では、スチール、ロード、パーム、ラップ、プル、シェル、トピット、など。


国内オリジナルは、ジャリ、ネタびき、小手返し、など。


個々の解説はしませんが、まだまだ沢山あります。


マジック界に限らず、専門職には、様々な隠語がありますよね。


―――


さて、ベルクロと米国林檎社製の電子帳面のコラボレーションを。


以下、YouTubeでお楽しみください。


ますます欲しくなってしまいます。