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ティム・バートン監督の


『アリス・イン・ワンダーランド』を鑑賞。


『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』のその後を描く作品です。


感想としては、映像は綺麗でまさにワンダーランドでした。


ただ、作品そのものとしては、ごく普通の映画かな。


良かったのはジョニー・デップさんが前面に出過ぎず、


ちゃんとアリスのお話になっていましたこと。


(ちなみに、ジョニー・デップさんは好きな役者です)


原作のように、おそらく英語のダジャレやアナグラムなどの言葉遊びが、


随所に見られるように思うので、


そのへんを拾える方はきっとず~と面白いのだと思います。


見られるように思うのとおり、僕は全然わかりませんでした。


my sweet heart と my sweet hat とがかけているぐらいがかろうじて…。


それさえも、本当にそうかけているかどうか(ノ_・。)


一説によれば、聖書の次に読まれている大ベストセラーのこのお話、


僕らはそれほどキチンと読んで知っていないのじゃないでしょうか?


部分的なキャラクターやシーンなどは知っていても…。


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この映画を見るなら、2作のアリスをおさらいしておくと、より楽しめると思います。


マーチン・ガードナーさんという数学者で、マジック研究家がいます。


その彼が注釈をつけているアリスの本があります。


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写真の日本語訳は、東京図書から出版されていたのですが、


現在は刷っていないようです。


ネット上で、中古が入手できるかもしれません。


(アマゾンにもこのブログをアップする時点ではありました)


驚くのはその注釈の量と深さです。


本編の3倍以上はある注釈は、まるで数学の教科書のようで、


読んでいて頭が痛くなるほどです。


ほんとうに、ルイス・キャロルさんはここまで考えて書いたのか?


後づけもあるんじゃなかろうか?とも思いますが、


ともあれ裏サイドがあることは知って損はないかと思います。


―――


アッと言う間に、ネットで多くの情報を知り、買い物までできる。


リアルなCG満載の3D映像。


スマートな彼女でも、現代にきたら、それこそワンダーランドと思うことでしょう。