東京という冠のつく最高学府のスライハンド・マジシャンK君が
カルピスサワーを飲みながら言った。
「え、マジシャンがブログ書いてるんですか?」
「うん、マジック以外の事が中心だけど」
「え、でも、この映画を見たとかの日常的な事は書かないんですよね」
「いや、書いてる」
「え、それってマジシャンの神秘的なイメージとかがくずれません?」
「くずれるかもね。だから、ブログを始めるとき、反対意見もあったんだよ。
でも、今のネット時代、調べる気なら、たいていのことはわかっちゃうから、
もうそんな時代じゃないと思うんで始めてみたの。
必要性があるかないかはわからないけどね」
はい、そこで、マジックが係わる映画の話。(そこで?)
「バクダッド・カフェ」
ものすごく好きな映画で、
いま<ニュー・デ
(3度目の上映だそう)
この映画ほどマジックを素敵に描いているものは他に見当りません
(まあ、安直と言えば、安直ですが…)
そして、人のつながりについて考えさせられます。
さらに、構図の美しさ、挿入歌「コーリングユー」にもしびれます。
未見の方は是非に。
後悔はさせません。