今晩、『007 カジノ・ロワイアル』がテレビ朝日系で放映されます。地上波初です。



バーの世界で、マティーニに語るマニアをスノッブと呼んでいて、あまり好まれないようです。

先日、訪れたバーで、このブログを読んでいてくれているマスターに、どんなマティーニにしますか?と言われてしまいました。

僕はマティーニが特に好きなわけでなく、007のカジノ・ロワイアルが好きなんです。



でも、お酒については全般に興味があるので、マティーニについても調べたことがあります。

マティーニの基本は、ジンとベルモットなのですが、ベルモットの香りを受けつつ、どうドライにして飲むかがひとつのポイントになったそうですね。


スーパー・ドライ・マティーニ


ジンをグラスに注ぎその上でベルモットのフタだけを回して香りづけをしただけのもの。




チャーチル・マティーニ(究極のドライ・マティーニ)


ベルモットの瓶のラベルを見ながらベルモットのイメージをして、ジンを飲む。長く見すぎてはダメでチラッと見るのが良いそうだ。イギリス首相だったウィンストン・チャーチルが飲んだとされるレシピ?(方法)だそうです。



しかし、ビンのラベルを見て飲むというのは、落語にでてくるウナギ屋の前で匂いを嗅ぎながら、白米を食べる話のレベルと思ってしまう。



ただ、スノッブと言われるくらいの知識が何かについてあるのは、大人として必要なんじゃなかろうかとは思います。

生半可だからスノッブと言われるので、超スノッブならもっと良いでしょうが…。





今晩は、ヴェスパー・マティーニを飲みながら、テレビを見るとしますか。

心配なのはエバ・グリーン様の吹き替えです。