老房子(上海にある古い洋館)の立ち並ぶ、旧フランス租界地で良く見られる、
ロートアイアン製の門扉。(前回Vol.1の記事はこちらから)
以前お仕事で、ロートアイアンを使ったガーデングッズの商品開発に携わり、
この独特なデザインの面白さを知ってから、
ロートアイアン製の造作物により興味を持つようになりました。
日々の何気ない散歩中でも、素敵なデザインの門扉に出会うと、
写真を撮って記録しているのですが、ふと気がついたことがありました。
知らず知らずの内に、門扉のデザインの中に組み込まれたハートの形を探しているのです。笑
ロートアイアンは、基本的にパーツを組み合わせてデザインしていくのですが、
S字曲線のパーツを組み合わせることで、ハート型が出現します。
これを上下反転させると、スペード型のようにも見えたり。
このタイプは、全体が1つのパターン模様としてデザインされてますが、
騙し絵のようにハート型が見えてきたとき、何だか嬉しくなってしまいます。
繊細で華奢なデザインの門扉。
ここにも下段に、さりげなくハート型が。
そして、このゴージャスな門扉を見つけた時は、立ち止まって魅入ってしまいました。
正真正銘のハート型が、圧倒的な存在感で、門の中心に堂々とデザインされていたのです。
上海の旧フランス租界地には、本当に様々なデザインの門扉あって見飽きません。
それにしても、妙にハート型に魅かれてしまうのは、
ハート型の記号が持つ求心力のせいなのか、私の意外と幼い感性のせいなのか、、、
真相は解りませんが、
このハート型を見つけるお散歩は、なかなか楽しく、この雑多な街が愛らしく見えてきます。












