音を観る | あなたの人生を応援する スピリチュアルカウンセラーのハートフル・コンパスのブログ

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こんばんは。
ハートフル・コンパスです。

ご訪問、ありがとうございます。

お正月が終わって、
会社によっては
人事異動があるところも
あるかもしれませんね。

私も仕事でさよならする方がいて、
お花を渡しました。



綺麗ですよね~。
うっとりしちゃいます。

お花を見ていたら、
「音を観る」
という日記を丁度10年前に
書いたことを思い出しました。

般若心経の本を読んだ時の日記です。



江戸時代の頃、安居院というお寺があり、
そこのお寺には、なかなか椿が花をつけなかったそうな。

ある時珍しく椿が花を咲かせたので、
住職は一枝折って、
小僧に宗旦(千利休の孫)へ茶花にしてもらおうと届けてもらおうとした。

ところが途中、
小僧は転んで花が枝から取れてしまった。
神に仕える身、
嘘を言う事もできず小僧は
正直に宗旦さんへ話をしたら、
宗旦さんは住職をお茶会へ招待した。

お茶会に来た住職は驚いた。
枝は見事に生けてあるが、
花は下に落ちている。
動揺を隠せない住職だが、
沈黙することしばし、 
「じつに見事ですな」 
「そうですか、ありがとうございます。」 

そこには、枝から花が落ちる♪ポトリ♪という音が生けてあったそうな。 

音を観る。観音。 
誰の心にもある優しい部分が観音様ということです。

この話、しみじみしちゃいましたハートハートハート 
正直小僧さんも、住職も、宗旦さんも、みんな穏やかな気持ちになれた事が伝わってきますぴかぴか(新しい) 
電話やテレビのある現代では味わいずらいことなのかも。。 

美しい物をみて、美しいと思う感性(容姿だけにとらわれず)大事にしたいですハートハートハート

10年前の私から(笑)
読んで頂いてありがとうございました。