【参加者のディスカッション結果】
議題「ソーシャルベンチャーを若手社会人がどうサポートしていけるのか!?」
> アドバイザリーコミュニティの設置案
学生、様々な業種の社会人から構成されるアドバイザリーコミュニティのようなものを作る。但しコミットメントの小さい団体からの提言は言い放しの意見になる可能性があるし、実際にかものはしプロジェクトにとって有用な提案となるかどうかも不明なので、コミュニティ自身で、団体からの課題を把握し、それに対する解決策を具体的な形で提示できるようにするところまで行う実効力を持たせられないだろうか。特定の団体のアドバイザリーコミュニティではなく、様々なソーシャルベンチャーの課題解決のためのアドバイザリーコミュニティ、というような形にするのも面白いかもしれない。
> 民間企業との協力強化案
民間企業とソーシャルベンチャーが相互に扶助する体制を構築すべきではないか。人材交流と情報の交換を活発に行えるような体制を構築できないだろうか。特に、環境保全などの分野などでは、こうした交流が実現しうる可能性は大きいのではないか。
【本木さんから、参加者へのメッセージ】
是非とも、これからもソーシャルベンチャーや、それらが取り組んでいる社会問題について、継続的に関心を持つようにしてください。今、ソーシャルベンチャーが注目されていますが、それらが取り組んでいる社会問題は普遍的なものであり、一過性のブームで関心を持たなくなってしまうような性質のものではないはずです。今日の議論で出たようなアイデアや、各自の問題意識をこれから深めて、将来何らかの形でソーシャルベンチャーに関わってくれる人材が出てきてくれれば、うれしいですね。
【参加者からの声】
・ ただ聞くだけじゃない会だったのがよかったです。短い時間でしたが、ディスカッションしたことでそれぞれの参加者の考えからも刺激を受けることができました。
・ あまり出会う機会のない「若手社会人で問題意識の高い方々」と出会えてよかったです。
・ コンパスポイントの趣旨と、今回のテーマであるソーシャルビジネスが合致していました。何か学びたいという意識が運営側・参加者側にもあって心地良かった。
・ 夢や志は仲間がいてこそ達成できるものだと信じていますので、久々に仲間が広がりそうな雰囲気にわくわくしています。
・ 本木さんの頭の回転、切り口は圧巻でした。もっと上を目指そう!そう思えた会でした。
・ 本木さんの「20代は自分の”決め方”を考え、鍛える時間だ」との言葉にすごく刺激を受けました。最近就活で視点が目の先にあったので、それを上に上げていただいたと思います。
・ やはり、クレバーな戦略的思考も大事なのだと再確認できました。最近は「想い」に寄り過ぎていた感があったので。
【おわりに】
第一回コンパスポイント、いかがでしたでしょうか?
本木さんは、活躍するフィールドこそ「NPO」「カンボジアの児童買春問題」という社会性の高い分野であるものの、お話のそこかしこに“強いビジネスマインド”が溢れており、そのバランス感覚に脱帽でした。また、同世代の仲間と普段絶対話さないようなテーマをガチンコでディスカッションすることも、新たな気付きを与えてくれるものでした。
本木さん、そして参加してくれた方々、どうもありがとうございました。
コンパスポイントは、今後毎月開催されます!コンパスポイントが皆さんにとっての『情熱の魔法瓶』となれるよう、スタッフ一同工夫と努力を重ねていく所存ですので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!!