メルセデス・ベンツ ML350でリコール | 金春堂Ameba出張所

メルセデス・ベンツ ML350でリコール

メルセデス・ベンツ ML350でリコール

 

ブレーキ倍力装置に装着されているラバースリーブにおいて、設計が不適切なためブレーキ倍力装置のハウジングとの隙間に浸入した水分が長期間排出されず、ハウジングが腐食することがある。そのため、腐食が進むとハウジングに穴が開くことで装置の機能が低下し、必要なブレーキ踏力が増加したり、制動距離が延びたりする。更に腐食が進むとブレーキ倍力装置が破損することで、最悪の場合、ブレーキペダルでの制動が不能に至るおそれがある。
 

 


メルセデス・ベンツ E220dでリコール

ディーゼルエンジンに搭載されているクーラントポンプにおいて、軸受けシールの設計が不適切なため、作動の制御が行われている負圧回路へ冷却水が浸入し、負圧回路の関連部品が作動不良を起こすことがある。そのため、エンジン警告灯(MIL)が点灯する、出力が低下する、ブレーキ倍力装置の機能が低下する等の不具合が発生し、排気ガスの再循環装置(EGR)制御用の電磁バルブに作動不良が発生した場合においては、MIL点灯と共に排ガスが悪化し、更に短絡が発生すると発熱して周囲を溶損させることで、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

 

なおこれは令和4年4月27日付リコールの再リコールとなります。