唯一のセダン | コンパクトカー!LOVELOG -スイフト編-

唯一のセダン

 コンパクトカーといえばハッチバックを連想する私ですが、一度だけこんなセダンに乗ったこともあります。なぜこんな地味なクルマを購入するに至ったか・・・?

まずコンパクトの要素は揃っていました。1600cc、高級感、シャープでクールなデザイン。これはシビックフェリオベースの派生車で、はっきり言って個性の薄いクルマでしたが、北米ではアキュラ1.6EL(ホンダの高級車ブランド)として販売されていました。ここが私にフックしました。なんだかアキュラブランドって言うとカッコイイ気がするじゃないですか。だからシビックの派生ではなく、アキュラ仕様にしてしまえばOKじゃないかと・・・
エンブレムなどはその辺で売ってましたので、まず交換しました。さらに無限のフェリオ用リヤウイングをつけたりなんかして、クルマがマイナーなだけに、見た人は何のクルマか分からなかったんじゃないかと思います。しかも5MTという超マニアックセレクト。リヤのスタビライザーもつけて、マフラー変更。外見にはちょっとしたスポーツセダンでしたがしかし、いかんせん内装は「グレー」で落ち着いたフツーのセダン。残念ながらあと一歩何かが足りませんでした。

クルマの骨格はフェリオですから、非常に素性のいい車ではありました。エンジンは1600ccで120PS程度で充分。CR-XのZC(1600cc 130PS)に近いスペックでしたが、車重orギヤ比のせいかCR-X、ZC程のトルク感が無かったのを覚えています。また音や振動も押さえ込まれていますので刺激はありませんが、スイスイと5MTで気持ちよく走ることが出来ました。また、エンジンを回した時の快音はやっぱりHONDAです。

もう少しスパルタンな内装であればよかったことでしょう。アキュラのほうは内装が黒くて、確か本皮シートで高級感が漂っていました。日本にはない仕様です。
ドマーニはもうカタログには載っていませんが、1500~1600cc程度でこういう高級感を出したセダンは、今では見つかりません。エンジンなどはこれで充分だと思うのは私だけでしょうか。アメリカやヨーロッパにはあるのに、なぜ日本で1500cc程度で車格の高いクルマがないのか私には不思議です。