新型スイフトに試乗(前編) | コンパクトカー!LOVELOG -スイフト編-

新型スイフトに試乗(前編)

何はともあれ、実車を見るのが一番!近くのスズキディーラーを探して早速、試乗してきました。
これまで、トヨタやホンダ、ニッサン、ダイハツなど色々なディーラーに行きましたが、スズキってやっぱり質素な店構えだなあ・・・と改めて感じました。それも社風なんでしょうか。極めて安価に、質実剛健で庶民的な車を作ってきている会社ですから、何だか一人で納得が行ってしまいました。しかしそのスズキがあのデザインのクルマを作るとは!と私自身驚きだったのも事実です。

さて、乗ったのは1.3XG AT 赤です。MT車を希望したのですが、さすがに試乗車が無いらしく、これは最も売れ線と思われるグレードです。

まず外観を見回すと、いい意味でどこかヴィッツと似たようなもの(ポリシー?)を感じました。リヤの出っ張りやフロントのライト周りなど、いいカーブを描いています。鉄板に色気がでています。ヴィッツをうまく角ばらせたような感じもします。調べによると、この車は世界戦略車で、イタリアでデザインしたのだとか。おお!気合が違うぽい。確かにたたずまいはヴィッツ以上に欧州車の雰囲気を感じますし、ずっと見飽きなさそうです。また、3ドア主義の私が、初めて5ドアに美を見出しました。JWRCというラリーに出る3ドア(欧州仕様/日本では出ないような気がしますが・・)が妙に寸づまりで、全体的なバランスが悪いような・・・。私が3ドアタイプをそう思ったのは珍しいことです。

さて、ドアを開けます。重み、感触、閉めるときの音は高品質な印象で、高級感がありました。重みは内装が黒いせいもあるかもしれません。インパネ周りはカタログで見たときはのっぺりとして面白くない気がしましたが、実際に見ると違いました!さっぱりしていますが、思ったより、微妙な曲面の美しさがあります。ポケットなどのユーティリティーは最小限しかありませんが、高級感というか、いい味を出しています。ヴィッツはデザインやユーティリティーこそ優れていますが、あまり高級感は感じません。

キーをひねってエンジンスタート。いい静かさです。スルスルと走り出した感触やトルク感はヴィッツのそれとあまり違わないと思いました。低速時は音も静かですし分かりません。1.3L 91PS、12kg.m、1000Kgの車ですので、ヴィッツ(1.0L 70馬力/870Kg)と比べても大差はないのかも知れません。しかし、急な加速などをすればより力強く引っ張ってくれそうなトルク感はありました。

エンジンの力はそこそこにせよ、ヴィッツより断然いいと感じたのは「足回り」です。ヴィッツは走っているとき常にフワフワして、曲がるときも「よっこいしょ」という感じで、妙に傾きながら曲がります。これはずっと嫌で、どうしても慣れませんでした。丁寧に運転しても、隣の人は眠くなるか酔うかのどちらかです。

スタビライザーのない、真のお買い物クルマ 1Lヴィッツに期待をしてはいけないんですが、同じ値段(むしろスイフトのほうが安い…)で、なぜこうも違うんだ!と思ってしまいました。ヴィッツは気合を入れて作ったんじゃなかったのか~!と、今となっては思います。とにかくあの足セッティングはイヤです。