あの日から想うこと

東日本大震災から一年。

この震災によって、たくさんの方々の幸せな日々が一瞬にして失われたのかと思うと本当に心が痛みます。

被災地の一日も早い復興を心よりお祈りいたします。

今日の、「親子で聴けるコンサート」も、東日本大震災で亡くなられた方々への黙祷から始まりました。

今日、今、こうやって音楽ができて、また、コンサートに出演できることを心から感謝しなければいけないと改めて思った一日でした。

今日のコンサートが、聴きに来てくださった親子のみなさんの絆を深める機会になったらこの上なく嬉しく感じます。

 

さて、今日のコンサート。

私はソプラノの塩野雅子さん、オーボエの伊熊啓輔さん、ヴァイオリンの原田梢さん・田中紫帆さんと共演させていただきました

塩野さんとは以前も一度ご一緒したことがあるのですが、歌の素晴らしさはもちろんのこと、子供たちを惹きつけるパワーがすごかったです

伊熊さんは初めての共演だったのですが、とても暖かく、心に沁み入るオーボエの音色でした。

「くまんばちの飛行」を循環呼吸法で一度も息継ぎすることなく演奏されていたのにはブラボー！でした！！

それから、梢ちゃんと紫帆ちゃんも美しいアンサンブルと超絶技巧で子供たちをとりこにしていました

一緒の楽屋だったお二人と

とても仲良くしていただき、嬉しかったです

私が手にしているのは…、なんと紫帆ちゃんのお母様手作りのクッキーです！！

しかも、桜の花つきなんです！

なんておしゃれなのー

ありがとう

それから、コンポーザーピアニストの加羽沢美濃さんと。

長年憧れの存在である加羽沢さんとのツーショット・・・幸せです！！　

子供たちからリクエストのあった曲をその場で即興でメドレーにして演奏されていたのですが、手からどんどん素敵なハーモニーがこぼれ落ちてくるような、思わずため息のでるような演奏でした

出演者の皆さん全員とお写真撮れなくて残念です

私にできること、音楽でできることを日々模索しながら生きたいと思います。