ネットで、6月6日放送のモーニングショーのデータを見つけた。

 

番組で台湾有事を取りあげていたのだが、玉川徹氏は、以下のように述べている。

(玉川)いつの間に、台湾有事になったら日本が完全に巻き込まれるのが前提になって、台湾有事は日本有事って話になっちゃったのか?

 

それ、国民のいったい誰がそれを認めているんですか?

 

あの、言っちゃ悪いけれど悪いけれど台湾は友人だし、民主主義国家だけれど、台湾と中国の間で戦争が起こって、そこにアメリカが参戦するのも今一つよく分からないんだけれども、それに日本が巻き込まれて自衛隊員が戦死したりですね、そういうことがOKなんですか?

 

緊迫してるんでしょ?

 

さらに言えばね、中国って日本にとって、ものすごく大きな貿易相手国でしょ?日本と戦争状態になって、貿易できるわけないじゃないですか。

 

もう経済的に、いったい何が起きるのか?そのシミュレーションとかしてるんですか?

 

(解説者 峯村健司)損失は350兆ぐらいですかね?だから玉川さんのおっしゃる通り、起こさせてはいけない。

 

 

(玉川)ウクライナとロシアは完全に独立した2つの国で、侵略ですよね?これは世界中でそういう風に認識しているんですけれど、アメリカも中国と国交正常化して、国交を樹立したときに、1つの中国を認めるって事で中華民国との国交を断って中華人民共和国と国交を樹立したわけですよ。

 

これはアメリカが軍事介入するときは、どういう理屈で介入するんですか?

 

(解説者 峯村健司)アメリカは「(中国が)1つの中国と言っているのは知っているけれど、1つの中国というのを認めている訳ではない」との立場をとっている。

 

世界から見ると、中国と国交を樹立してる国の方が圧倒的に多いですね。台湾と結んでいるのは12カ国ですか?それ以外の百なん十カ国は中国と国交を樹立している。そのときに、1つの中国を確認したうえで樹立しているわけですね。

 

そうなると、有事になったときに、ウクライナとロシアみたいな形には認識されないんじゃないかなと思うんですけれど。

 

(解説者 峯村健司)可能性はありますね、それは。台湾は国連から脱退しましたので、経済制裁とかもできるのか?となると、玉川さんの言う通りクエスチョンマークですね。

 

(結城東輝)これ凄く大事な議論で、このパネルの冒頭で玉川さんは「台湾で有事があったときに自衛隊は出るんですか?日本国民はちゃんと議論してますか?」という問題提起がありました。

 

実際に、中国が台湾という地域を1つの国だとして、こういった有事を起こしてきた場合に、世界各国はウクライナの時みたいに団結しないかもしれない。そのときに、日本はこの有事でどう動くのかというのを、もっと国民レベルでしっかり議論しないとGDPがものすごく落ちますよ。

 

日本国内は物凄くインフレになりますし、ひょっとすると、コロナやウクライナ危機のレベルじゃないぐらいのインパクトをもたらしますと。

 

そうするときに、台湾有事が起きました。自衛隊もでません。だけども日本経済は死んでいませんという状況になるのか、そういう議論をちゃんとしていかないと、やっぱり政治も国民との会話ができてないと思うので、とても重要な議論がなされたなと思います。

 

(玉川)いま国債もギリギリの状況で、中国との国交が途絶えるような形になって、日本と中国が戦争するということになると、当然途絶えるんで、貿易が続くわけがない。そうなったら、国債も暴落するんじゃないかな?と思うんですよ。

 

 

常人が見れば、玉川氏や結城氏の発言がいかにおかしいかが分かるはずだ。

 

まず、「中国って日本にとって、ものすごく大きな貿易相手国でしょ?日本と戦争状態になって、貿易できるわけないじゃないですか」について。

 

戦争状態にならなくても、日本経済を潰しにきていることを理解しなければならない。

 

中国は福島第一原発の処理水を汚染水と言い、日本産水産物の全面禁輸に踏み切った国だ。

 

不都合なことがあると、原材料を輸出禁止にんする国だ。

 

それから、日本の基幹産業自動車を潰しにきている国だ。

 

それに加担しているのが、自民党の親中・媚中議員で、なぜ日本国は中国のEV車に補助金を出し、また東京都も同様に補助金をだすのか?を玉川氏と結城氏は番組の中で問題視しなければならない。

 

よって、脱中国にシフトしなければならないことを理解すべきである。

 

 

 

「中国と国交を樹立してる国の方が圧倒的に多いですね。そうなると、有事になったときに、ウクライナとロシアみたいな形には認識されないんじゃないかなと思うんですけれど。」

 

これも間違いだ。

 

イスラエルがガザ地区で行っていることについて、世界各国から非難がおきており、また、アイルランド・スペイン・ノルウェーはパレスチナ国家を正式に承認すると決めている。

 

中国が台湾の民間人を虐殺するようなことをすれば、欧米各国のみならず日本は中国の制裁に動き、一部のアジア各国もそれに追随する可能性も考えられる。

 

 

 

もっと言いたい事があるのだが、玉川氏の馬鹿馬鹿しい発言を筆記していたら疲れたw

 

この辺にし、怪獣8号でも見て休もうと思う。

 

あっでも、これだけは書かないと・・・。

 

戦争を起こさせないというのは賛成であり、そうさせないための策を考えるのは重要だ。

 

しかし、日本共産党の志位さんが今年の4月に、「東アジアの平和構築への提言――ASEANと協力して」と題する講演を行ったそうだが、この内容では無理だ。

 

「分断と敵対」から「平和と協力」へ・・・、こんなの無駄だ。

 

問題を起こしている中国が、自分の都合で敵対的行動を取っているからだ。

 

八重山日報を見てみろ。

 

武装強化した中国艦船が初めて4隻同時に領海侵入したんだぞ。

 

中国は南シナ海でフィリピンとやりあってるし、台湾有事は相当高まっている。

 

日本共産党が掲げている「核のない世界」についても、中国は年々、核武装を拡大させている。

 

無理なのよ、日本共産党のお花畑理論では。

 

だから、まずは日本国憲法第9条を改正し、自衛隊を国軍として認め自主防衛の道に進み、アメリカを含めた各国との集団的自衛権の行使を含めた防衛協力を結んだうえで、米軍を撤退(有事の際は基地の共同利用を可とする)という道を作らなければならない。

 

これこそが、戦争を起こさせず、平和的に解決させる方法である。

 

さっ、アニメ見て寝る!