保守とは何か?

 

はっきり言って難しい。

 

朝生で井上達夫さんが小林よしのりさんを本物の右の人と話していた記憶が残っている。

 

その小林よしのりさんは、皇位継承問題を蔑ろにする男系派の自民党は保守ではないという。

 

一方、小林よしのりさんの考える皇位継承を批判する男系派の人は、小林よしのりさんを保守とはみなしていない。

 

 

 

宮台真司さんが言う保守とは、見るべきものは見る、見たいところしか見ないのは保守ではないと述べている。

 

小林よしのりさんが言う保守とは、自虐史観でもなく、排外主義的ナショナリズムでもなく、もう少しバランスのとれた考え方ができる人を保守としている。

 

これだけ聞いても、保守の本質をつかむのは難しい。

 

これを元に、昨日の日本保守党(飯山あかりさん)vsつばさの党(根本候補)の動画を見ていく。

 

 

 

愛国心では2人とも一致しているが、つばさの党は安倍元総理の対米政策や国内政策が気に入らずに、また移民流入にも激しく反対しており、安倍は保守じゃない!と噛みついていた。

 

で、彼らは自分たちの考えこそが正しく、自分たちこそが保守だと言う。

 

しかし、彼らの意見を聞いていると、ネット民のような短絡的正義感で保守を語っているようにしか思えず、どこか違和感を覚える。

 

それは、宮台さんや小林よしのりさんの言うように、つばさの党の面々が右に偏り過ぎた考えの持ち主だからではないだろうか?

 

 

 

自分は自主防衛こそが日本の目指すべき道だと思っている。

 

しかし、昨今の国際情勢、近隣諸国の状況を見ると、個別的自衛権では対応できないのでは?と考えている。

 

故に、反米・脱アメリカでの自主防衛では他国の侵略を許し、それこそ国益を害することになる。

 

これは共産党の日米同盟破棄と同じぐらい危険な行為ではなかろうか?

 

よって、日本保守党の飯山あかりさんがイスラエル擁護という名の対米追従の姿勢を見せているからと言って、保守ではないとは言えない。

 

あとは誠実革命さんの動画をみて判断してほしい。

 

 

 

ちなみに日本保守党は、演説の中で移民に苦言を呈していたはずだ。