2024年、クアッドの議長国はインドである。
クアッドとは日米豪印戦略対話の略称で、インド・アメリカ・日本・オーストラリアの4ヵ国が集まり戦略会議を毎年行っている。
今年は、イギリス・フランスに加え、オブザーバーとしてドイツ・イタリアなど計12ヵ国が参加する運びとなっている。
さらに、クアッドで初めての空軍演習を実行するということで、中国に対してより強い姿勢で臨むことが確認できる。
岸田総理はアメリカ時間の10日、バイデン大統領と会談を行う。
聞いて呆れるのだが、輪島塗と桜の木の贈呈と、人工知能(AI)、宇宙、半導体など幅広い分野での連携確認等、なんとも生温い会談で終わりそうだ。
本来、日本の国益を考える政権与党であるなら、10日の会談で自主防衛と米軍撤退、および新たな安全保障条約の締結を口にすべきである。
毎年毎年、何兆円支払えば気が済むんだ?
中国はインドを包囲するようにパキスタン・スリランカ・モルディブと軍事協力を進めている。
この動きにインドも黙っておらず、着々と物事を進めている。
インド洋の覇権争いが激化しているのだ。
太平洋では、南沙諸島・尖閣諸島の領有権を主張している。
このような状況下であるにも関わらず、なぜ自主防衛に踏み切らない?
自主防衛できないのは、クアッド国の中で日本だけではないのか?
こんなみっともない状況を変える為にも、また自国の安全は自分たちで守るためにも、憲法9条を改正すべきではなかろうか?
岸田総理がアメリカを訪問するということで、語ってみた。