私がお付き合いしているお客様(法人)先で勤務している新入社員を含む若手社員の離職が立て続けに起こっており、調査して欲しいという依頼を受けました。

 

  当社にて調査し分析させていただいたところ、以下記載の原因を把握することができました。

  1.会社がどこに向かっているのかが分からない。何に注力していけば良いかが分からない。

  2.お手本となる社員や切磋琢磨していく社員が見当たらない。

 

  1については、「会社の経営陣が会社をどの方向にリードしていきたいのか?なぜ、そうしたいのか?」が分からない。それらが分かっていれば、自分の出来る範囲で貢献することができると思うし、貢献を実感することで、やりがいを感じることができる。

 

  2については、「将来、この上司や先輩社員のようなビジネスパーソンになりたい」と思える方が何人か職場にいると、日々行動等を観察することで、学びや気づきを得ることができ、それらを職務遂行過程で活用することで成長実感を得て、やりがいを感じることができる。

 

  1と2の共通点は何なのでしょうか?

 

  私が考えるに、それは、「先々を見通すことができること」ではないでしょうか?

 

 1については、会社は先々どうなっていくのか?

 

 2については、私は先々どうなっていくのか?

 

  つまり、先々を見通すことができていると安心して職務遂行しながらキャリア形成していくことができますが、そうでないと、不安を抱きながら業務をこなすだけとなり、「私は何をしているのだろう」と虚しさを感じ、一定基準を超えると離職を決断するという流れではないか、と思います。

 

  今回は若手社員に焦点をあてましたが、他社員にも言えることではないか、と思います。

 

  社員が先々を見通すことができる環境をいかに会社を経営している方々が創ることができるかが問われていると思います。