映画を、映画館で鑑賞し、記録というかコレクションとしてパフレットを買うという一連が趣味の1つである。
「エゴイスト」の予告を観て、そのストーリーからとても観たいと思った。ストーリーはね。私が興味ある、というか関心があることの1つに、同性愛やトランスジェンダー、パンセクシャルなど、所謂LGBTQ関連がある。私自身それにあてはまるとは言い切れないが、自己の性や誰を愛するかなどに関して考えを巡らせるにつけ、他人事ではなくできるだけ自分ごととしても知りたいと考えている。というかそもそも何か型にはめることを嫌う性格であるから、LGBTQとして括りマイノリティとして異常に特別扱いすることや、どんなことに関してもマジョリティがマイノリティを迫害したり、マイノリティ側もマイノリティ側でそれを盾に被害妄想することなどあまり好まない。一人の人間をその人として見ることがどうして出来ないのか。まぁこれに関しては果てしないので、いつかどこかで書くとして。
ただ娯楽としてBLを楽しむのもそれはそれで、そういう人がいても良いと思う。でも私はそういった方とはちょっと違うのだと思っている。思いたい。だから、だからと繋がるのかは少々疑問だが、人気俳優、有名俳優が“演じる”マイノリティがどうしても苦手なのだ。ほぼほぼ観たことないけど。苦手というならちゃんと観てから言うべきと思うけど。なんか観れないのよ。俳優なのだから演じると言うのはどの作品でも同じことなんだけど、男女間のことなら誰が演じていても少しは“演じている”ことを鑑賞中に忘れることができる。しかし、同性同士となると、この俳優はどうせ現実では異性愛者であり、ストーリーのような経験をする同性愛者がどんな感情を、考えを抱いているかをきちんと理解することなどできないと思ってしまい、映画を、芸術を、邪念なしに楽しむことができないのだ。コメディ調のドラマなら何個か観たことあるし、それは頭使わなくて良いから観れるんだけどねぇ。ちゃんとテーマのあるストーリーとなるとそうはいかないのよねぇ。
『エゴイスト』を読みました。と言うとこまでが長いね笑。つまりね、上記の理由でどうしても映画を観に行けなくて上映終了しちゃったのよ。それでも『エゴイスト』が忘れられなくて、ちょろっと調べたら、なんと作者自身の話と言うじゃない。丁度帰省で長い移動時間もあるじゃない。本屋さんの平積みにもあるじゃない。どどーんと売り出されているじゃない。文章なら、邪念なしに話を追えるものね。買っちゃったよね。それからするっと読むと思うでしょ。これが全然開けないのよ。なんせちょろっと調べちゃったから。その辛さを知っちゃったのよ。読む前に。そんなこんなで2月ほど眠らせて、やっとこさ読みましたよ。読み始めたら、空き時間に、2日くらいで読みましたよ。
これは同性愛者だからこそでもあり、同性愛者とは関係なしにこの二人だからこそ、その二人に近しい人間だからこそ生まれたエピソードだと思う。これが男女なら、結婚するんだろうなぁとか、でもそうすると、こう言う状況だからこそ気づくことができた母の愛や母への愛に気づくことは出来なかっただろうなぁとか。わー私って文章力、語彙力ないわ。もっと心にドンと、ズシッと来たのよ。半分を越えたころからは一文進ごとに涙が出てきて、声を抑えることもできなくなってきて、休み休み読まないと読めないほどだったの。人の人生に、他人が良い悪いとか言えたものではない。この世界にこう言う人生を歩んだ人もいるのだなと、心にそっとしまっておくものだった。そして自分が何か愛について迷うことがあったら、少し思い出すのも良いかもしれない。私の人生の中で誰かを本気で好きになったことが無い。好きになるけど、付き合いたいとか、恋人らしいことをしたいとか、好きと言うことを相手に知ってもらいたいと行動したこともない。全く思ったことがないではなく行動したことがない。行動する前に、私は相手のことをちゃんとは知らないし、深く知ってその上で好きでいられる自信もないと考える。会う人、関わりのある人間はみんな友達の精神は気をつけている、気をつけていると言うか、そう言うマインドのつもりで最初はオープンにしている。でも誰のこともその人だけを深く追い求めたいと思い至らない。それに加え、私なんかに好かれたところで、相手がそのことを他人に知られたくは無いだろうし、私なんかを好きになる人間などいないと思って生きてきた、人生のほとんどをそうやって生きてきたから、頭ではわかっていても、いざ直面するとこのような思考の井戸に落ちてしまうのだよ。だからこそなのか、人の愛というものに弱い。だからこそなのかそういうストーリーの作品に惹き込まれる。人の愛というものを擬似体験し思う存分泣き、考え、でもいざとなったら、私のことでは無いからと落ち着くことができるように逃げ道を作る。そういう人間なのよ私は。今のところは。何か私が私の人生の中にどっぷり浸かることができる出来事があるだろうか。家族、親、兄弟は大好きだから、そこに対する平和以外のイベントは求めてないよ。むしろ家族に対してしか自分が自分でないことに行き詰まっている今。どうしても他人は他人、があるのよね。オープンマインドもこういうオープンマインドはあんま好ましくないよね。
唐突だけど、今日はここまでにしよう。
今回はタグをつけてみよう。
写真を貼ってみよう。 携帯で撮った写真じゃ大きすぎるのー?こんなに小さくして写真見れるんだろうか。今回はただの本の表紙だから良いけど、風景とか貼りたい時見れなかったら困っちゃうなぁ。

