ドロップシッピングとオンデマンド印刷/BASE concetto di COMO | アートブランドCOMOデザイナー・ミレイの仕事録

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日常の中で気軽に楽しめるアートを目指して様々なプロダクトデザインをしたり、イラストを描いたりしているミレイの仕事を綴ったブログです。

私の独断と偏見でセレクトした商品を並べているオンラインショップ、concetto di COMO《コンセット・ディ・コモ》。

 

オープンに至る経緯は、先日ブログに長々と書かせてもらいましたが(これでもまだ自分では説明しきれてない!笑)

 

このオンラインショップの商品は全て受注生産方式となっております。

なぜ、その方式を取ったのか?

色気のない話をしてしまうと、現在私は販売網を持っていないので在庫を抱えながら商品を販売するという一般的なシステムではお店を持てないんですね。

 

やろうと思えばできますが、制作に専念したいと仕事のやり方を変えたのに、また物販が仕事の中に入ってくると元に戻ってしまうのです。

 

それと同時に、在庫を持たずにショップを運営するというドロップシッピングに数年前からずっと興味を持っていました。

 

大量に仕入れる方が商品の卸値も下がりますので、お客様により安価で提供できますし、販売側としても利益は上がります。

でもこれはスムーズに商品が売れていくという前提があるし、結局売れ残ったものをSALEで売り捌いたり、商品在庫が事務所のスペースを圧迫したり、と言うことも当たり前にあります。

 

SDGsが声高に叫ばれるようになり、大量生産・大量消費についてより多くの人たちが考えるようになってきて、今ならこの受注生産方式というシステムも理解してもらえるのでは??と思ってきたのです。

 

この受注生産方式、何がデメリットかというとまずは「待ち時間」です。時間がかかる商品は、とにかく納期が長い。

私もBASEの設定をしながら、さすがに長いかも〜と思ったのですが、「時は金なり」的な発送も見直してもいいんじゃないかなという思いもあり。

欲しかったものが届くまでの待ち遠しい時間って本来はドキドキしながら楽しむ時間でもありますよね。

私が作っているものは、生活必需品なわけではないので即日発送を売りにしなくても大丈夫なんじゃないかなーと。

今は本当に便利な時代なので、待つことへの耐性が薄れてきている気がするのですが(そういう私もせっかちタイプなんですが)急がなくていい事に対して寛容になれると、ちょっと心のゆとりが生まれるような気がします。

 

そんなこんなで、concetto di COMO《コンセット・ディ・コモ》は受注生産というカタチをとらせていただいております。

ドロップシッピングの業者はPrintfulとpixivFACTORYを利用しております。Printfulはアメリカの会社なので、商品は海外の工場から発送されます。

それって大丈夫なの??と疑問に思う方も多いと思いますが、これは大丈夫です!私自身実際に注文してまして、配送も製品の質も確認しております。これはまた次の機会にご説明しますね。

 

こんな商品を販売しております!