若いのに細やかな演技をする役者さんに笑わされ、
すごく切ないラストを迎えても
ホワッとあったかい気持ちに包まれる
不思議な映画でした。

この感じは、何だろうなー。
幸せだなー。
映画を観たあと、そんな気持ちで
フワフワと家まで帰ってきました。
特別な事が何か起こるわけでもなく、
横道世之介という青年の1年間を描いた話なんだけど、
こんな人いたよな、って思ったのか
自分の中にある思い出にリンクするところがあるのか
とにかく、懐かしい気持ちになるんです。
あの、大人と子供のちょうど真ん中の
精神は大人に近づこうとしているけれど
世間的にはギリギリ子供でいられる
あの短いキラキラした瞬間を
うまいこと切りとっていたように思います。
途中、そんなに仲よかったに
大学卒業後は全然連絡とらないもんかね?と思ったけど
自分に置き換えてよくよく考えてみると、
そんなもんだったりしました。
映画と重ねて自分の青春時代ってやつを
振り返る事ができるから、
こんなにも懐かしく思えるのかな?
また観たいな。
そして、吉高さんがものすっごく可愛くて面白かったです!
観たあと数日は、思い出して楽しい気分になりました。