モテる男になって人生を3倍楽しみたい人達のためのブログ -2ページ目

東京に出て

高校を卒業して就職の為に東京に出てきました。

東京の女性はみんなキレイでオシャレでした。

ドキドキワクワクして毎日を送りました。


ところが、一向に彼女ができないのです。

その時『それだけは避けなければ』と思っていたことがありました。

それは、「20歳の誕生日を童貞で迎える」ということ。


焦りました。とにかく焦りました。「余裕のある男がモテる」そんな

言葉は知っていましたが余裕を持てという方が無理です。

焦りに焦って恐るべきことが現実に起きてしまったのです。

その日私は20歳の誕生日を童貞で迎えました。


私は中学生の頃とは打って変わって、覇気のない暗い人間に

なってしまったのです。相変わらず彼女もできません。初体験など

夢のまた夢。ちょっとだけモテていた中学生時代が幻に感じました。


その時は何故、中学時代にモテていたのか、など考える余裕もなく、

彼女を作ることを目標に生きていました。


私の高校時代

高校に進学し、不良仲間と付き合いだし、出会いも増え、

(不良は出会いが多いんですね(笑))それなりに楽しく

やっていました。


不良仲間との付き合いが面白くなり、あれだけ一生懸命

やってきたサッカーを辞めてしまいました。


「この3年間は遊びまくるぞ」と決意を固めたのですが、

何故か彼女ができなかったのです。

友達はほとんど彼女がいて、毎日一緒に帰ったり、

デートしたり、「昨日3回もやっちゃったよ!」という会話で

盛り上がったり、とにかく楽しそうでした。


私は不良仲間の間では唯一の「童貞」となってしまったのです。


そして高校3年の夏、かつてない悲しい事件が起こりました。

なんと1つ年下の弟に先を越されてしまったのです・・・。


涙が出ました。悔しいやら情けないやら、何ともいえないこの

精神状態を分かっていただける方もきっと読者の中にいること

でしょう。

友人はみんな童貞を卒業しています。私だけ童貞です。



高校生同士の会話は、セックスの話が非常に頻繁に飛び交います。

ある日友人6人くらいで話しているとセックスの話になり、

ある友人に「この中でhiro(私)だけ童貞じゃん。ダッセ~!」

とさんざんバカにされました。




そんな私にも好きな女の子はいました。

顔は美人とは言えないのですが、笑顔がかわいく、ショートカットが

似合うちょっと幼い顔をした女の子でした。


童顔なのですが巨乳で、それがまた何とも言えない色気を

醸し出していました。

たまに廊下ですれ違うと二言三言話をしました。


私はその子に会うために学校に行っていたようなものです。

いつかは告白しよう、と密かに思っていました。何となく向こうも俺の

ことを好きなんじゃないか、という気がしていたのです。



ある日、また友人何人かと喫茶店で話していると、ある友人が

「俺、あいつとヤッちゃったよ!」と嬉しそうに話しているのが

聞こえました。


もしかして、と思い耳を傾けると、「あいつ」とは私が大好きな女の子

のことだったのです。しかも相手は私を童貞だとさんざんバカにした奴。

「まさか・・・嘘だろ・・・」

目の前が真っ暗になりました。



私はその時から友人との付き合いを遮断するようになりました。

その女の子も無視をするようなりました。

学校が終わっても友人とつるむのを避け、すぐ家に帰りました。



久しぶりに会った中学時代の友人には「お前、中学の時と比べて

覇気がなくなったな。」としみじみ言われました。



その頃から私の頭の中には、「早くここから逃げ出したい」という

思いが強く芽生えてきました。

この狭い田舎から飛び出し、東京に行く。そこで彼女をつくるんだ、と。



しかし逃げたところで、良い結果は生まれない、ということが後々

よく分かりました。

逃げ場に選んだ東京で、自分自身が変わらなければ結果は同じなんだ、

ということを嫌というほど味わったのです。















私の中学校時代

私の中学生生活はほとんど部活に明け暮れた毎日でした。

私が入ったサッかー部は全く勝てない弱小チームでした。

練習ばかり厳しくて試合には勝てない。

恥ずかしいくらい勝てませんでした。

しかし3年生になりいよいよ自分たちの時代が来たころ

サッカー部の顧問が代わりました。

その顧問の練習は少し変わっていておかしな練習ばかり

していました。


あきらかに試合では役立たないと思われる練習を

面白おかしくやっていました。

もちろん基礎的な練習もしましたが、とにかく練習が楽しく

なったのです。


楽しくなりチームのコミュニケーションが増え、みんなが

進んで練習をするようになりました。



そして今までにない画期的な練習を繰り返し、なんと

中学3年の頃には地区大会で2位、県大会に出場する

ことができたのです。



1度も勝てないチームから地区大会2位のチームに大変身

することができたのです。

この時は気付かなかったのですが、厳しくて辛い中にも

楽しみを入れると成果は急激にアップする、ということを

後々学びました。



そうです。「楽しい、嬉しい、だから俺はこれをやってるんだ!」

という気持ちが大事なのです。


私の中学生時代はとにかく毎日楽しくさわやかに一生懸命

サッカーに打ち込んでいました。

ですから私の中学生時代は実は「ちょっとだけモテてた」のです。

モテモテではありません。「ちょっとだけ」です。


実は彼女もできました。

その彼女とは一緒に帰ったりデートしたり、楽しい思い出を

作りました。


卒業式には後輩に制服のボタンもねだられました。

これも3年間サッカーに情熱を燃やした成果です。


「何かに一生懸命に取り組む姿」というのは非常に効果的です。

まぁ特に中学生ですから、スポーツをやっている人は

結構モテてる人が多かったですよね。

えっ、話が違う?モテる奴の話なんか聞きたくないって?

まぁまぁ、最後まで聞いてください。

ここから約10年間、私の地獄の人生が始まったのです。