ディズニーで拝見した、ある親子のお話です。


5歳と3歳くらいとお母さんの家族、下のお子さんが泣きながら訴えています。


「お姉ちゃんが・・・お姉ちゃんが・・・・え~んえ~ん」


こっそり耳をダンボにして聴いていると・・・


どうやら妹さんの方が先にお姉ちゃんにちょっかいを出し、お姉ちゃんが怒っているという状態。


お姉ちゃんに叱られた後、妹さんは謝ったらしいのですが、お姉ちゃんは許せない!


許してもらえないのが悲しくて、お母さんに訴えていたのです。


この姉妹の様子を見て、お母さんはこんな風に妹さんに声をかけていました。


「謝ったのに許してもらえないんか?そうか、どうしてやろね。謝り方が悪かったんやろか、どうやったら謝ったって伝わるんやろね?」(こんな感じの大阪弁)


一方的に叱りつけたり、どちらかが悪いと決め付けるのではなく、


どうすればよかったのかを考えさせています。


まだ3歳なので、この言葉をきちんと理解できたかどうかは定かではありません。


でも、こうして自分で考えるようにきっかけを与えることはとっても大事なことだと思うんです。


コーチングのような指導の仕方ですね。


もちろん、考えさせることの他に、”どうしたら謝っていることをキチンとわかってもらえるのか”を、方法として教えることも必要です。


この教える事(ティーチング)とコーチングがうまく行くと、その子はきっと自分で考え自分にとって正しい方向で動くことができるようになります。


四月から仕事に入る、新入社員たちの教育も同じかも知れません。


あさってからいよいよ4月です。