昨日は、古希のお祝いのパーティの司会をさせて頂きました。


もう20年以上もお付き合いのある方の年祝いで、司会のお声をかけてもらった事をありがたいと思いつつ、その役目を終えました。


こういったお祝いの席は、人との出会いの場でもあります。


懐かしい方との再会があるのもうれしい。


さらには、仕事上の新しい出会いも・・・


ビジネスマンの方が多い集まりでは、飲んだり食べたりすることよりも挨拶回りをしていることが多いようです。


実際、そのパーティーの主役や主催なさる方々も、人と人の出会いの場を作ることがおもてなしの一つであると考えていらっしゃるようです。


ですから、パーティに出席するときは名刺は必須アイテム。


その名刺に対する考え方で、昨日教えてもらった言葉をご紹介します。


「女性の場合、名刺はブラジャーと同じだ。はずして歩くな。」


おっとっと・・・ブラジャーときましたか、と思ったのですが、これまで多くの女性営業社員を育ててきたT社長さんならではの言葉です。なるほど、と納得。


相手が名刺を差し出してきた時に手元に名刺が用意されていないのは失礼である、との事。


この間の悪さは、せっかくの出会いを台無しにしてしまう、とおっしゃるのです。


私は、これまで営業という仕事をしてきていません。


ご縁があって一緒に仕事をさせていただくor司会の担当をさせていただく、その仕事を責任もってさせていただきますよ、との宣言のつもりで名刺を渡していました。


営業は、自ら縁を作り出す仕事。


名刺というツールの使い方が違うのだ、ということを実感するT社長のひと言でした。


自分のこれからのキャリアを思うと、営業感覚も身に着けたいと考えていた私にとって、名刺に対する考え方が変わるきっかけを頂戴しました。