テロを撲滅します! | ほめ方の伝道師・谷口祥子

ほめ方の伝道師・谷口祥子

20代に対人恐怖症に陥った経験がありましたが35歳でコーチングに出会ったことで、人間関係が激変。<承認すること>が人間関係を豊かにし、仕事や人生を大きく飛躍させると気付いたことから「ほめ方の伝道師」として活動しています。



こんばんは。谷口です。

GW後半、いかがお過ごしですか?

東京はすがすがしいおでかけ日和でした!


今日は隅田川ほとりの会場でセッションしていたのですが
新緑と風が心地よく、最高のロケーションでした。



さて、いきなりモノモノしいタイトルではじまった記事ですが・・・


先日、ボストンマラソンで起こった無差別爆弾テロの
ニュースを見ていて私が心に誓ったことです。



犯人兄弟の兄は、オリンピックを目指すぐらい
ボクシングで頭角を現していたそうですね。
にもかかわらず、アメリカになじめなくて疎外感を強めていたといいます。


そこでイスラム教に傾倒し、イスラム過激派との関係に疑惑が浮上。
FBIから事情聴取されたそうです。
「FBIから捜査を受けることにより
兄はアメリカ国籍取得の道が断たれたのではないか?」と米国有力紙が
報じたとのこと。


彼らはロシアのチェチェン共和国出身の移民一家で育ちました。
父親はアメリカで自動車修理工として働いていたそうです。


父親がアメリカ国籍の取得を申請したが認められなかったことなどから
兄弟はアメリカ社会に受け入れられないことへの不満を募らせ
移民問題に消極的なアメリカ議会を批判するようになっていったとか。



そう・・・今回のテロの発端は・・・「疎外感」なんです。
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それっぽっちのことで、なんでそんな凶悪事件を起こすんだろう?
と思ってらっしゃる方もいるかもしれませんね。


国によって人種問題があるなど、背景は異なりますが
世界中の人々に共通する望みは
「家族・友人・社会に受け入れられ、愛とつながりを感じたい。
自分の居場所がほしい」ということ。


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居場所がないこと、受け入れてもらえないことが
それほどまでに人の心を打ちのめすのだ、
ということがよくわかります。


数多くの犠牲者を出した秋葉原事件は記憶に新しいでしょう。
あの犯行の引き金となったのも“社会からの孤立感”でした。
小さい頃から暴力ともいえる親の“しつけ”の中で生きてきた彼は
物心ついた頃からずっと、自分の本当の居場所を探してきたに
違いありません。


もちろん罪もない人たちを無差別に殺傷した彼らは
当然罪をつぐなうべきです。


そしてこういった事件から我々が考えるべきは、
人が自分らしくしあわせに生きるためには
いったい何が大切なのか、ということでしょう。



人は生まれながらにして、みんな尊い存在です。
しかし家庭や学校や会社といった集団の中で
まわりからどう扱われるかによって
自分のことを尊いと思えなくなることが多々あるのです。


家族からもクラスメートからも愛されて育った子は
自分のことも他人のことも好きになれるでしょう。
でも、家族から虐待され、学校でいじめられて育ったら
どうでしょうか?


人に近づくのがこわくなるでしょうし、
自分は存在していていいのだろうか?と思っても不思議ではありません。


私たちは15歳頃までの間に、過去の経験を通じて
数々のリミッティング・ビリーフ(行動を制限する信念)を身に着けます。


たとえば幼少の頃に親から愛されなかったり、虐待されて育つと
「存在してはいけない」というリミッティング・ビリーフを
持つ可能性があります。


この「存在してはいけない」を持っているとどうなると思いますか?


自殺やリストカットをしたくなる衝動にかられるだけでなく、
他人を殺したくなる衝動、他人の死を願う衝動にかられることがあるといいます。


つまり人々の心の中から、この「存在してはいけない」を消滅させることで
ひいてはテロを撲滅することができるのです!


もちろん政治問題や宗教問題などが複雑にからんではきますが
個人的な感情を発端にしたテロは確実になくなってくるはず。


私はこれまでの10年間、パーソナルコーチングで
クライアントさんをサポートしてきました。


そして今後はこの“リミッティング・ビリーフ”をなくす「ブレーキ解除セラピー」
とコーチングの両輪で、明るく平和でしあわせな未来を創造する活動をして
参ります



詳しい活動内容にご興味のある方はこちらをご覧くださいね。



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