幹部に「パワハラをされてない人の意見も聞かないと」と言われた私たちは、何十人もの証言と証拠があるのにそこに触れないないことが理解できませんでした。なぜそこに目を向けないのか?
メンバーの1人が「私たちが嘘をついていると思うなら、2人(パワハラと労働基準法違反をした人)を呼んでパートに証言をさせます」と反論しました。
さらに賃金未払いと有給、保険加入拒否の是正、謝罪についても要求しました。
もう1人の会社の担当者が「会うのも謝罪も避けたい」と言いました。その理由も言いません。
こうなると話が平行線です。
被害にあったパートと2人との話し合いを渋っているということは、組織ぐるみという可能性があります。そこに加担している人たちがいるのを、もし2人に暴露されてしまうと、さらに話が大きくなり他の管理職の立場も危うくなります。
そこで労働局から言われていた切り札を出すときだと思いました。
謝罪をさせないのなら、二度とパートに関わらないように配慮してください。すでにパワハラで通院している人、2人がいるだけで体調不良になる人もいます。
このまま会社として不誠実な対応をして現状維持というのを労働局に説明するのか。現在維持ならパートの前で謝罪をして、徹底的に話し合う。それとも次は労働局を含め話すのか。
被害者のパートの希望は2人には関わらないで欲しいのと、法に則って運営してほしいというのを説明しました。
私たちの願いは、とてもシンプルで、パワハラなんてせずに労働基準法を守って普通に朝、会社に行って仕事をして帰る、安心して仕事がしたいだけです。
それが今できていない現状、一生懸命、仕事をしているのに脅しや差別、違反をするのは労働力の搾取です。
労働局の田中さん(仮名)から話し合いの結果を報告するように言われていたので、会社の担当者に言いました。
「また結論がでないと労働局に伝えますか?」
近日中に結論を出すことを約束しました。
今回、こちらから提案と条件を出しました。病気になった人がいるのに見過ごすのか、労働局に会社としてどのような姿勢を取るのか、争っても会社の利益にならないはずです。
結論を待つ間、私たちは次の行動に出ることにしました。根回しです。
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