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​労働局にパワハラと労働基準法違反を申告しました。〈4〉


パワハラと労働基準法違反で労働局に行きました。


担当の田中さん(仮名)に作成した文書と証拠を提出しました。


パワハラをはじめ、さまざまな問題が混在しているので「他の課にも聞いてきます」と聞いてくれました。


社会保険加入拒否、有給付与を少なくして使用には制限をかける、給与の未払いなど田中さんから法的な説明がありました。


さらに組織の運営にも大きな問題があるのと管理職の能力の欠如も指摘されました。


今後の流れは、会社にたいして、


「助言・指導」→ 解決しない場合 →「あっせん」になります。


「助言・指導」は労働者から、これこれこういう申告があったので改善してください、と労働局から会社に連絡することです。


「あっせん」とは労働局に当事者を呼んで専門家を交えて話し合いになるそうです。


そして、労働局の田中さんから提案がありました。


会社のもっと上の人と話し合ってみてください!


この一言を聞いた瞬間、絶望しました。ガーン


以前、部長に話したら隠蔽したんです!

組織ぐるみなら、その上にの人たちと話し合っても、また隠蔽されてしまいます。


それを言うと、


リスクは当然あります。

覚悟を決めてください。

ここに来るほとんどの人が辞めてもいいという気持ちできます。

でも行政がついてます!

一緒にやっていくので大丈夫です。


もちろん、辞めてもいいと思って労働局に来ています。せっかく労働局に申告したのに、また隠蔽されてムダだった、ということは絶対に避けたかったのです。


さらに、会社とまた話し合いをして労働局に申告した報復で不利益を被るのでは?ということも心配しました。


以前、私が1人で上司に話したら隠蔽されたうえに酷い仕打ちをうけてドン底でした。


行政がついているから企業も下手なことをしないし、さらに上の人は隠蔽した上司とは違うかもしれないと何度も言われました。


いやいや!うちの会社ブラックだから!

誠意があったら隠蔽しないでしょ!ショボーン


「不利益取扱の禁止」といって労働局に申告をした労働者を不利益に扱うことは法律で禁止されているそうです。


実際は、労働局に申告したことによって嫌がらせをしたり、辞めさせる方向にもっていく企業もあるそうです。


それでも労働局の田中さんは私たちに言いました。


やらないより、やったほうがいい!

せっかく文書を作ってここまできたんだから!


福島さんたちの話をよく聞くように言います。上の人と話し合って、その結果どうなるのかみてみましょう。


私たちは、すぐに返事をすることができませんでした。


これは相当な覚悟、どれだけ腹をくくれるかにかかっている。これはもう討ち死にだ!ガーン


大きな壁が立ちはだかりました。



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