バックパッカーが必ず直面する問題でしょう。
昨日ご紹介したタンザニア人の友人シェディが、渡航前こんなことを言っていました。
とのこと…
でも当時はブログもやっていなかったし、パソコンが使えなくなる程度なら我慢できるし、パソコンが繋げるレベルのモバイルバッテリーは高いのです。(モバイルバッテリーについてはこちらに書きました)
なので、まぁいいか~とあまり心配していませんでした。
でも、現地に行ってみると、問題はそこではなかった。
暑い。
タンザニアですから、当然ですが
停電は、最初のころは毎日続いていました
まず、夜に停電すると朝まで復旧しません。
そして、防犯上の問題から窓を開けて寝ることはできません。
だから、部屋は蒸し風呂状態。。
せめて扇風機が欲しいけど、朝まで回らない…
USBの卓上扇風機~~~~!!
次は絶対持ってく…
飲み屋もものすごーく暗い!!
でもオッサンたちは楽しそう。
そこがタンザニア人のステキなところ。
しかも、この飲み屋のトイレには電気がなく、
個室内、真っ暗
安全のため女性スタッフがドアの前で待っていてくれるという
電気があるって素晴らしい…
日本では停電は珍しくなりました。
停電で思い出すのは、東日本大震災。
私は東北出身で、震災当日こそ内陸におりましたが、私たちも数日間の停電を経験しました。電気がない中、暗くなっていくあの心細さ。
電気が復旧した時は本当に、涙が出そうだった
安全。
きれいな水。
舗装された道路。
食べ物に困らない。
いつも電気がつく。
私たちの周りに、どんな「当たり前」があるのか、それがどんなにありがたいことなのか、つい忘れてしまいます。
豊かなはずの日本ですら、
「あれもない、これもない。自分には何もない」
と感じてしまうこと、ありますよね…。
「当たり前」ゆえに、ついそんな気持ちになってしまう。
タンザニアと日本の経済状況を比べることはできませんが、
タンザニアでも、日本でも、自分の周りに何が「ある」のか。
それを見つけられると、
どんな環境でも喜びは感じられるのかな、
なんて、ちょっと思いました