「謙虚は美徳」もう古い 伊藤忠会長CEOが喝

伊藤忠商事・岡藤正広会長CEO

というタイトルの、2023年2月10日の日経新聞の記事より。

 

大手商社で万年4位だった伊藤忠商事。

ところが2021年に純利益、株価、時価総額でトップに立つ商社3冠を達成。

その立役者である岡藤会長の言葉をお届けします。

 

 

スイスの国際経営開発研究所(IMD)がまとめた2023年の世界競争力ランキングで、
日本は35位で過去最低だったそう。

 

このデータを見た岡藤会長の解釈がさすがなのです。

 

まずこの調査は、政府や国際機関などが公表する客観的な統計データによる評価と、
企業経営者へのアンケート評価を組み合わせているそうなのですね。

 

それで、国内総生産(GDP)などの統計データの評価は16位であるにもかかわらず、

経営者の主観で答えるアンケートで自国に対する評価が低く、

その結果、それを合算するから35位になってしまう、というのです。

 

****上記記事より、岡藤会長の言葉引用****

 

「これは経営者を含む日本人が非常に謙虚で、自己評価に厳しいということの表れである。
違う視点で見るとそれだけ自信を失っている。
世界の国で日本人のように控えめに謙虚に自分を評価する国がいくつあるか。
自己肯定的な国は山ほどある。そういう国は自己主張しないと遅れていくので必死だ。」

 

*******

 

そう、まさにそうなのです!

 

謙虚は日本人の美徳ですが、世界の中で日本だけ謙虚になっても、

それは謙虚ではなく文字通り”できない人、できない国”になってしまいます。

 

”謙虚”という概念が頭にないという国の方も多いわけですから^^

 

まさにこれが、

私が普段から、これからのお子さんたちは

”スーパー国際人になろう”

とお伝えしている点です。

 

この”謙虚”さは、やはり子どもの頃から現れています。

それは、大人の反応が問題なのだとも思いますけれど^^

 

例えば。

 

日本では、

 

ピアノでもバレーでも英語でも、

”発表会”というと、かなり真面目に練習しますよね。

 

ちゃんとやらないと!

 

と思って。

 

親も、人前でやるからにはわが子には上手にやってほしい

と思ったり。

 

先生も、教室のレベルが出るから生徒にはちゃんとやってほしい

と思ったり。

 

子供以上に、周りの大人の方が必死で、

子どももそれを感じ取ってがんばります。

 

もちろん、真面目に取り組むのはいいことなのですが、

子どもの頃から、完璧や正解を求めすぎてがちがちにやることに慣れていったら、

 

どんどんチャレンジできなくなります。


謙虚になりすぎて、
 

”自分はそんなに上手じゃないので、やらなくていいです。”

となりがちです。

 

一方、海外の子供の発表会は、本当に面白い!!

 

次男がシンガポールのインターナショナルスクールに半年だけ通ったとき、

Talent Show(タレント・ショー)

 

というものが開催されました。

 

子どもたちが、自分の得意なことを、何でもいいからみんなの前で披露する会です。

 

私はアメリカでのこういうTalent Showのイメージがあったので、

たいしてできなくてもいいからとにかく出演した方がいい!

と次男にはっぱをかけて、

 

次男はピアノを弾くことに。

 

でもその頃はもうやっていなかったし、

そのときの家にピアノもなかったので、

 

週末にピアノショールームに行ってちょこっと練習しちゃいました(笑)

 

こんなので出演していいのか!?

と次男と夫は蒼白状態だったのですが、

 

ぜーんぜん大丈夫!!

 

と、とにかく出演へ。

 

そうしたら、

思った通り、

 

他の国の子たちは

 

バレーを踊ると言って出てきた子がかわいい衣装を着てただ立っているだけだったり、

ペットボトルをひっくり返して立てる技をやる、と言った子が、何度やっても立たなかったり(笑)

 

それでも、

 

先生も親も、

 

”よくできたね!!” 

”ブラボー!”

 

と、大盛り上がり!

 

子どもたちの自己肯定感は、バク上がりですよね^^

 

なので、

 

”特技のある子は、Talent Showに出てね。”

 

と先生が一言声をかけると

 

僕は私はこれができる!あれができる!

と、

日本人からしたらどこが特技??と思うことでも^^

みんなどんどん手を挙げて人前で堂々と披露できるのです。
 

 

日本人は、子どもでもプロレベルくらいじゃないと、
 

特技とは言えないし・・・

人前でできるレベルじゃないし・・・

 

となってしまいがちです。

 

さて

再び、前出の岡藤会長の言葉をお借りします:

 

***引用****

 

「謙虚さや律義さは大事だ。日本人は昔から製造業で納期をしっかり守り、信頼されている。
ただ、モノやサービスを売るだけでは勝てない。100%完璧を求めすぎている。」

 

****

 

僭越ながらおっしゃる通りです!

 

これだけ変化の激しい時代に、

いつも100%完璧を求めていたら何もできません。

 

他国に追い抜かれていくだけ。

(実際多々追い抜かれて行っていますが。)

 

岡藤会長は記事の中で

 

「日本人は謙虚さを捨てる必要がある」

 

と言い切っていらっしゃいます。
世界を相手にビジネスをされていて、

改革で実績をあげていらっしゃる方のお言葉は響きます!

 

ですが、三つ子の魂百までも、と言うとおりで、

大人になってしまうとこれはなかなか難しい。

 

だからこそ、子どもの時から、

 

スーパー国際人教育が必要なのです。

 

英語なんて、たいしてできなくてもいい。

むしろ英語より大事なのは、マインド、スーパー国際人としての人間力なのです。

 

では、そんなスーパー国際人力を、

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