小中学生の不登校が過去最高30万人になったことが昨今ニュースで取り上げられていますが、
それはなぜか、そして私たちには何ができるのでしょうか?

 

2024年1月に、NHKの「学校のみらい ~不登校30万人から考える」という素晴らしい番組がありましたのでシェアです。

 


 

まず冒頭番組で紹介されていたのは、
不登校の子供たちの理由です:

 

「学校はみんなずっと競っていたから、それが辛かった。足の速さ、勉強の点、給食を食べるはやさとか、全部競ってた。」

 

「この時間は勉強して、全部時間が決まっていたのがいやだった。」

 

うんうん、その通り!!

子どもたちの意見にすごく共感しました。

 

私も子どもの頃、特に一つ目の全部競っている感覚がすごく嫌でした・・・

 

歌も、マット運動も、鉄棒も、工作も、ボールの投げ方も、きゅうりの切り方まで・・・


すべて評価されて点数がついて、

そして人と比べられる。

 

人間、苦手なことなんていくらでもあるのに!


上記全部苦手だった私は(笑)、それらのテストの日が本当に憂鬱でした。

人と比べられ続けると、どんどん自信を無くします。
自分ってできない子なんだ、と。

 

でも苦手なことは、がんばれって言われてもがんばれないし。

そもそもマット運動も鉄棒も全然やりたくないからがんばりたくもなかったし(笑)


でもきっと、

 

内村航平さんはやりたくて仕方なかったに違いありませんよね^^


 

何が言い悪いじゃなくて、

やっぱり子どもたちがそれぞれやりたいことを伸ばせばいい!

 

と単純に思ってしまうのです。

 




話を元に戻して

 

NHKの番組では、

不登校に対する海外での取り組みが多数紹介されていました。

 

それがどれも素敵で!

もしかして日本、すごく遅れている!?

 

と思わざるをえませんでした。
 

まず、

 

日本より過激な受験戦争で知られる韓国。

やはり不登校が増え、中学3年生の子が受験を苦に自殺したことがきっかけとなり、世論が変化。さらに、教育大統領と言われたキム・ヨンサム元大統領が大胆な改革を実行。


代案学校という、日本でいうフリースクール的な学校が正式な学校となり、費用も無料に。ここを卒業した生徒が、すでに社会で活躍し始めているのだそうです。

 

代案学校では、

 

生徒自身が授業内容を企画することもあり、
子どもが学びたいことを全面バックアップ!

 

中2のときに、代案学校に子供を転向させたお父さんがおっしゃっていたのがこちら:

 

「(普通の学校にいたときは)子どもが何をやりたいか見えず、決められた道をただついていっているように見えた。

でも今(代案学校で)は、子どもが自分だけの価値観を築いているように見える。」


 

受験一辺倒ではなく、教育の選択肢を増やした韓国。


 

こういう学校はまだ0.1%なのだそうですが、

 

取材されていた代案学校の一つ、シンナヌン学校の校長 ハ・テクウさんの言葉が印象的でした。

 

番組からの引用:

 

「私たちひとりひとりそれぞれの種が違うように リンゴの種を植えたらリンゴがなるのであってそこからブドウが出てくることを期待するのは無理なことです。私たちはリンゴの種からブドウを生み出すことにエネルギーを消費しすぎていてその種が元気に成長するよりはむしろ腐ってしまう。 このような間違いをしてきたのではないか、という反省から出発しなければならないと思います。」

ものすごく共感しました。

 

長くなったので今日は一旦ここまでにしますが、


 

引き続き番組で紹介されていた、フランスや日本の山形県の取り組みから考えてみたいと思います。

 

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