夏休みも終盤、次男と映画鑑賞に行ってきました!

 

観た映画は、「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ・アディオス」

18年前の1999 年、世界中に大ブームに巻き起こしたあの感動の名作、「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」の続編です!

 

なーんていうと、年がばれますね(笑)

 

しかも、中1男子と行くには、かなり地味な映画。

 

完全に私の趣味に付き合わせていますが、アクション、フィクションがあまり好きではなくドキュメンタリー系の映画が好きな私としては、

ミッションインポシブル、ジュラシックパーク、インクレディブル・ファミリーには惹かれず、やっぱりブエナ・ビスタなんです!ニヤリ

 

上映は本日最終日!でしたが、観て本当に良かった!!

前作を知らない息子も、すごく良かったと楽しんでくれたので、何よりでした。

 

前作は、70才〜90才くらいのシニア達がバンドを結成し、オランダやニューヨーク公演で大成功をおさめた感動のストーリー。

 

今回は、メンバーやバンドのその後、に焦点があたっています。

 

キューバのスペインによる植民地化、奴隷制度、人種差別、カストロによる革命、アメリカとの国交正常化、なと歴史も学べる内容。

 

様々なネガティブな過去や感情を抱えるメンバーが、人生の終盤に、愛する音楽によって大成功を収めた1998年。その後もバンドは活動を続け、メンバーたちは、亡くなる2週間前や、4日前まで舞台に立って演奏したり歌ったりしていた様子が描かれていて、年老いても死の直前まで大好きなことに打ち込むその姿に心を打たれます。

 

死の直前まで大好きな仕事に打ち込めるなんて、なんて幸せなことでしょう!!

 

キューバ・アメリカ国交正常化のおりにはオバマ大統領に招かれ、ホワイトハウスで演奏する実際の映像も。

 

オバマ大統領が、若い人は知らないかもしれないけれど、当事CDという円盤型の媒体で、ブエナ・ビスタの音楽を聞いたんだ、とスピーチしていると、横から側近が、”I remember records." "自分はレコードを知っているんだ。”

 

と、ほほえましいやりとりも記録されていました。

 

そして、何といっても素敵なのは、映画で何度も流れるキューバ音楽のコンサートの映像!

まるでコンサートに来たかのようで、曲の終わりに、思わず拍手しそうになってしまいました!

・・・すんでのところで、おっと、ここは映画館だった、と思い直しました^^

 

そんな音楽と共に、

 

☆人生、いくつになって何が起きるかわからない。

 

☆大好きなことがある幸せ。

 

が伝わり、勇気をもらえる映画でした。

 

そんな中で、印象に残った台詞があります。

 

"The floweres of life came late, but they came."

 

”人生の花は遅く来たけれど、でも来たんだ。”

 

70才や90才になってデビューしたメンバーたちは、遅咲きだけれど、でも咲いたんだ、ということです。

ステキです♪

 

”遅咲きの人” は普通、”a late bloomer” と言いますが、この言い回しいいな、と思いました。

 

映画の後は、ゆっくりランチ。

 

”キューバ革命って何?”

と聞かれて、一緒に調べたり、映画から会話も弾み、学びも増えます。

 

やっぱり映画最高グッド!