【2021年2月17日(水) 国内初のワクチン接種を開始 まずは医療従事者4万人を対象】
新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が17日、国内で始まった。
世界では少なくとも70カ国が日本に先行して接種を始めており、欧米に比べて2ヶ月遅れのスタートとなった。
第1例目の接種は東京都目黒区の国立病院機構東京医療センターで行なわれ、医師に米ファイザー製ワクチンが打たれた。
政府は国立病院機構の施設など、まず全国100カ所の病院で同意を得た医療従事者4万人に先行接種して安全性を確かめる方針。
接種を受けた医療関係者は、「日記」を書いて、状況を報告することになっているという。
流行収束に向けてワクチンの効果に期待が高まる一方で、滞りなく接種を進めるための供給確保が課題となる。
冒頭より、ネットニュースからの抜粋にもありましたように、今年の2021年2月17日より、いよいよ日本国内でも新型コロナウイルスのワクチン接種が開始されました。
優先順位としては、国立病院機構の施設に勤務している医療従事者約4万人を始め、
・医療従事者向け(保健所の職員を含む) 約400万人
・65歳以上の高齢者 約3000万~4000万人
・基礎疾患のある人 約820万人
・高齢者施設の職員 約200万人
・その他・一般の人(16歳以上)
の順となり、この記事を更新した時点では、医療従事者のワクチン接種が進んでいる段階に。
加えて、人口が500人程度の離島や町村の地域では、高齢者以外の住民にも先行接種が行なわれたそうです。
しかし、5月からは65歳以上の高齢者のワクチン接種が開始される予定となっていますが、NHKのニュースによると、5月の時点で2回目の接種を終えていなければならなかったはずの、医療従事者の、しかも1回目のワクチン接種がまだ半数超えでしかなかったそうです。
日本国内での接種率は、わずか2%という結果も。
また高齢者については、ワクチン接種を加速させるため、政府は今月次のような方針を打ち出したのでした。
【2021年5月7日(金) 河野規制改革相 大規模ワクチン接種会場の取り組みを後押し】
新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、河野規制改革担当大臣は、愛知県や群馬県など複数の自治体で大規模な接種会場を設ける準備が進んでいるとして、7月末までに高齢者向けの接種を終えられるよう、後押ししていく考えを示した。
ワクチン接種を加速させるため、政府が東京と大阪に大規模な接種センターを設置する準備を進める中、自治体にも大規模な接種会場を設けようという動きが出ている。
接種を担う医師や看護師について、河野大臣は、東京と大阪に開設する接種センターには自衛隊の部隊から派遣するとして、都道府県が設ける会場では、それぞれが確保するよう求めていくと説明している。
大規模ワクチン接種会場で使用するワクチンについては、ファイザー社ではなくモデルナ社であるという。
さらには、政府広報のCMでも、下のリンクをクリックすると視聴ができる「ワクチン接種」篇のCMもオンエアされるようになりました。
出演:国立国際医療研究センター 忽那賢志 医師
[「ワクチン」篇]
新型コロナウイルスのワクチン接種が始まりました。
これには、発症を大きく抑える効果があります。
ただ、接種後には接種部位の痛み、頭痛が出ることも。
そのほとんどは、数日で回復します。
もし、アナフィラキシーが起こっても、会場で対応をします。
私も打ちました。
皆さまも、ぜひ、お考えください。
★チョコっと一言!
忽那医師がCMでおっしゃっていたアナフィラキシーとは、異物(ワクチン)が体内に入ったことに対して、体が必要以上に強く反応してしまうアレルギー反応で、呼吸困難、血圧低下、意識障害などをともなう反応のことを差しています。
よくテレビで、接種会場でのコロナワクチンの接種後、15分間は会場に待機している様子が映っていますが、その理由は、ごくまれにアナフィラキシーのショック症状を起こす人がおり、それに対処するためだそうです。
ということで、今回は政府広報の「ワクチン」篇のCMをきっかけに、新型コロナウイルスのワクチンについて考えてみたいと思います。
始めに、この記事をお読みくださっているみなさんに、次のことをお尋ねします。
「あなたは新型コロナウイルスのワクチンを打ちますか?」
かくいう私は、これからご紹介するネットニュースの記事や、ネットのユーザーさんからのコメントを通じて、新型コロナワクチンに関する情報をいろいろ知る限りは、自ら打ちたくないほうです。
◆そもそもワクチンとは? 3つの予防効果とは?
そもそもワクチンとは何か?
これについて、久しぶりに黒板を出して書いてみると次のようになります。
病気を予防す成分の違いから、大きく「生ワクチン」「不活化ワクチン」「トキソイド」に分けられる
参考リンク
生ワクチンと不活化ワクチン|ワクチン.net(ワクチンネット)(トキソノイドについても触れています)
現在、世界で使用され始めているワクチンは、従来の生ワクチンや不活化ワクチンのように、いずれも病原体を使わず、遺伝子組み換え技術で製造したワクチンもあります。
その遺伝子組み換えのワクチンが、2月17日より医療従事者を対象に接種が開始されている、mRNA(メッセンジャーアール・エヌエー)というタイプのファイザー・ビオンテック社(以下、ファイザー社)製のワクチンとなります。
感染者に対する免疫力をつけたり、免疫力を強くするために接種するというワクチンの予防効果を黒板に書いてみると、次の3つになります。
発症予防 感染しても発症しない
重症化予防 発症しても重症化させない
このように3つの予防効果があることから、世界の国々や日本でもワクチン接種が進められているんですね。
◆ネットのユーザーのコメントから見る 一般の人は様子見が多数だった新型コロナウイルスワクチンの接種
一般の人における新型コロナウイルスのワクチン接種については、接種したい、接種したくないの声以外に、様子見という人が多く見られました。
その理由については、ワクチンに関するネットニュースに数多く寄せられていた、ネットのユーザーさんからのコメントにもあったのでした。
では以下より、ユーザーさんのコメントをいくつかご紹介しつつ、私による一言コメントも交えて書いてみることにします。
※ユーザーさんのコメントを尊重するために、適度な改行、明らかな漢字の表現の間違い以外は、投稿されていた内容をそのままお伝えしています。
また、ニックネームだけだと男性・女性を表す青色・赤色の表現は文体から判断いたしました。
まず、約4万人の医療従事者を対象にワクチンの先行接種が行なわれたとき、下のユーザーさんのコメントは多くの国民が同じことを感じていたはずです。
「4万人の医療従事者が先行接種します。
望むと望まざるに関わらずその結果はすべての国民に反映されます。
どんな効果をもたらすか、どんな副反応が起きるか、私たちも少しの不安と大きな期待を持って見つめています」
国内初であり、人類初ともなる新型コロナウイルスのワクチン接種。
時期的にいつになるかはわからないとしても、今後接種が進んでいって、ついに順番が「一般・その他」となったときには、私を含め、一般の人たちにもワクチンを打つか打たないかの判断を迫られることになります。
それだけに、先行接種を受けた医療従事者の結果は、一体どんな効果をもたらすのか。
また、副作用が起こるのであれば、どんな副反応が起きるのかについて注目していく必要があるでしょう。
ユーザーさんはもちろんですが、一般の国民も次のコメントにあるように様子見の方が多いのではないかと思いますからね。
「そもそも日本はワクチン必須なほど流行ってるわけではないので、個人的には全く必要性を感じません。
陽性者数は感染者数ではないし、死亡者数は水増しされているし、そう言ういい加減な数字しか出せない政府は信用できません。
副反応、不具合は月日が経たないとわかる訳がないし、新しいタイプなので急がないでしばらく様子見で良いと思います」
午後15時ごろになると、ワイドショーやニュース速報で毎日のように発表されている、東京都の新型コロナウイルス感染者の数と検査数。
これについては、東京オリンピック・パラリンピックを開催したいがために、検査数を少なくすることで感染者数を少なく見せているなど、意図的に数字の操作がされているのではないかと言われています。
◆医療従事者であっても様子見? 5年間はコロナワクチンを打たないとコメントしていた医療関係者も
一方で、医療従事者のユーザーさんからは、医療従事者であっても様子見? と感じた次のようなコメントも寄せられていました。
「日本の医者の30%はコロナワクチンに懐疑的で接種しないようです。
自分も基本的にワクチンは接種したくないので、強制接種にならない事を願ってます」
今回のコロナワクチンの接種は、あくまでも努力義務であり、強制ではありません。
だから、医療従事者であっても、コロナワクチンには懐疑的であったことで、接種をしないという選択をされた方もいたんでしょうね。
そのことは、私の住んでい地域でも、この前ポストに投函されていた新型コロナウイルスのワクチン接種に関するチラシにも、コロナワクチンの接種は「強制ではない」と書かれていました。
また、医療関係者のユーザーさんからも次のようなコメントが寄せられていました。
こちらは少し長いですが、大切なことでもありますので、改行も含めてそのままご紹介いたします。
※個人的に大切と思われた箇所には下線を。
さらに大切と感じた箇所には太線で表現しました。
「私は医療関係者ですが新型コロナウイルスワクチンを打てることに
副反応などが怖いですからね。
5年
ワ
突貫開発ワクチンの副反応で失明したり半身不随になる危険もあり
打った直後は平気でも、数年経過して破滅的健康被害が起きる
薬害事件というのは『安全な薬です』と言われてるもので起きるの
安易な接種の危険性を分かってますか?
そもそも今回の突貫開発の
通常は5年~10年かけて副作用などを検討するのに1年未満で承
しかも遺伝子を細胞に入れる新方式のワクチン。
短期的長
効果も続くのかよくわかっていないし、変異株には効かないという
どうも政府が必死になって、巨大製薬産業の営業をやっているにお
いずれにしてもワクチン接種は、重症化のリスクの高い人のうち、
このように、コロナワクチンに疑問を抱き、接種を拒否したくないという考えは、医療従事者や医療関係者。
医者や専門医の中にも少なからずいたのでした。
国は、コロナワクチンを安全で有効なワクチンであると言っています。
接種後の統計としてよく出されている、ワクチンを接種することで90%以上の抑制効果があるというのも本当なのかもしれません。
しかし、数年経ってもコロナワクチンの副作用が一切ないのかどうかは、時が経ってみないとわかりませんし、安全で有効と言っていた政府としても保障の限りではないでしょうからね…。
◆国内初 ワクチン接種で60代の医療従事者の女性が死亡 因果関係が認められて4420万円は支払われるのか?
ところで、国内における新型コロナウイルスのワクチン接種というと、3月2日付のネットニュースで次のような気になる話題が報じられました。
【3月2日(火) 国内初 60代医療従事者の女性 ワクチン接種後に死亡 死因はくも膜下出血か】
厚生労働省は、新型コロナウイルスワクチンを接種した60代の女性が死亡したと発表した。
国内のワクチンの接種で死亡したのは初めてとなる。 死因はくも膜下出血と推定され、接種との因果関係は、今後検討するとしている。
医療従事者の60代の女性は、2月16日にアメリカ・ファイザー社製の新型コロナウイルスワクチンを先行接種したが、3月1日に死亡が確認された。
死因はくも膜下出血と推定され、接種が行なわれた医療機関は、接種との因果関係は現時点で評価できないとしている。
専門家の見解では、くも膜下出血は40代から60代に比較的おこりやすい疾患で、海外の事例でも、くも膜下出血と新型コロナワクチンの関連はないようだとしている。
厚労省は、近く審議会を開き、ワクチン接種との因果関係を検討するとしている。
この話題で気になったのは、ワクチン接種で亡くなった医療従事者の60代の女性には、基礎疾患やアレルギーなどはなかったということ。
つまり、ワクチン接種が原因で死亡したことになります。
しかも興味深いのが、新型コロナウイルスのワクチン接種との因果関係が認められたとしたら、一時金として遺族に4420万円が支払われると政府が発表したことでした。
これは、新型コロナウイルスのワクチン接種により、副反応などで死亡した場合、国の予防接種健康被害救済制度で一時金として4420万円が支払われると、田村憲久厚生労働相が2021年2月19日付けで明らかにしています。
先ほどは国内初でしたが、下の話題は、国内2例目となるワクチン接種の医療従事者の死亡に関する記事となります。
【2021年4月14日 長崎県 ワクチン接種の医療従事者が死亡 因果関係わからず】
長崎県は14日、先月中旬に新型コロナウイルスのワクチン接種を受けた県内の60代の医療従事者の女性が、その10日ほど後に脳出血のため死亡していたことを明らかにした。
この女性に基礎疾患はなく、接種から死亡までの10日ほどの間に、副反応を疑う症状や、医師による治療などを受けたことはなかった。
また、現時点では接種と死亡との因果関係はわかっていないということで、今後、厚生労働省の専門家部会が評価を行なうことになる。
こちらも、もしワクチン接種との因果関係が認められたとしたら、一時金として遺族に4420万円が支払われるかどうかの重要なケースと言えるでしょう。
一時金の4420万円については、下の参考PDFのリンクをクリックすると、厚生労働省のホームページでも公開されている資料がご覧になれます。
参考PDF
(全21ページ中10ページを参照)
※上記したリンク先の情報はPDF形式となっています。
閲覧するには、アドビシステムズ社のAdobe Reader(無料)が必要ですので、まだダウンロードされていない方は下のリンクをクリックして、ダウンロードしてからご覧になってくださいね。
果たして、ワクチン接種で亡くなった医療従事者の60代の女性、長崎県で亡くなった60代の医療従事者の遺族は、因果関係が認められて4420万円が支払われるのでしょうか?
◆定期接種のワクチンでさえ多岐にわたる副作用 人類初の遺伝子組み換え型だった子宮頚がんワクチンでは、けいれんなどたくさんの被害があってストップしたことも
そのワクチンですが、コロナワクチンではない定期接種のワクチンであっても、下のユーザーさんから寄せられたコメントが少し気になったのでした。
「私の娘は10年前定期接種のワクチンで小脳炎を起こし、四肢麻痺 言語障害 小脳萎縮など多岐にわたる症状が出て、今やっと落ち着いてきました。
現在は肢体不自由で車椅子12歳から全く人生が変わってしまいました。
母親として後悔しかありません。
正しい知識と疑問を持ちよく調べてからでも遅く無いと思います。
正しい情報があることを望みます」
けいれんが止まらない女の子など、たくさんの被害が出たことで、現在はストップしているという子宮頸がんワクチンは、実は人類初の遺伝子組み換え型だったとのこと。
コロナでない定期接種のワクチンでも、コメントにあったような被害が出ている中、現在日本で接種が進んでいる、同じく遺伝子組み換え型というファイザー社のコロナワクチンは、果たして大丈夫なのかという疑問と心配が生じてしまいますね。
◆コロナワクチンは遺伝子組み換えワクチンだから副作用が心配 1回打ったらもう元の身体には戻れない!
コロナワクチンで気になるといえば、次のユーザーさんのコメントもそうでした。
「この新しいワクチンは遺伝子法。
従来の物とは違います。
1回打つともう戻れません。
日本でもいろいろな先生方が声をあげてますが、一般には報道されないです。
世界でも多くの医師が声をあげてますが報道されない世界になってます。
命がいちばん大切です。
娘には資料をいっぱい見せて話し合い、しないと言う選択です。
テレビやマスコミを信じないでご自分で調べたらわかります。
ワクチンを反対している方は他人を批判して言ってないです。
ちゃんと調べて被害者が出ないように声をあげてます。
このワクチンは自己責任。
誰も保証してくれません。
保証してくれてもいくらお金をいただいても前の身体には打ってしまえば取り戻せない遺伝子ワクチンです」
コロナワクチンを1回打つともう前の身体には戻れない…。
捉えようによっては実に恐ろしい言葉でもありますね……。
だからこそ、打つことを決めている方、希望している方は、先ほどもあったようにワクチンの有効性・危険性・必要性ともによく知って、それでも接種するのであれば自己責任で打つべきなのかもしれません。
遺伝子組み換えワクチンの怖さについては、下のユーザーさんのコメントでも指摘されていました。
「遺伝子組み換え大豆、とか、遺伝子組み換えコーン、とか、絶対食べたくない人もいれば、そんなの平気って人もいる。
今回は人類初の遺伝子組み換えワクチン。
注射で直接体内に注入するんだから、食べるよりもっと効果は強いよ。
当然遺伝子が組み換えられる可能性はゼロじゃないってことは、知っておくべきだと思う」
遺伝子組み換えワクチンについては、すでに海外で2回の接種を終えた日本人の記者が、ネット上の記事で、接種しても遺伝子組み換えの問題はないと言っていました。
とはいえ、遺伝子が組み換えられる可能性は、必ずしもゼロではないでしょうけどね…。
◆ファイザー社のCEOが自社のワクチンを打たないと指摘されていたのはなぜか? インドではファイザー社のワクチンの認証を取り消しも
ところで、何度も書いているように、医療従事者を対象に接種されているワクチンはファイザー製ですが、それについて、下にご紹介のユーザーさんのコメントはかなり気になる内容となっていました。
「インドはファイザーのワクチンを禁止にしました。
ファイザーのCEOは自分は健康だから自社のワクチンは打たないと言っています。
ワクチン接種後の死亡報告多数あります。
身体に入れたら最後です。
半年~数年後に不治の病にかかっても誰も保証なんてしてくれません。
今回のワクチンは遺伝子操作がされます。
よく考えて下さい。
急いで出してきたワクチンをきちんと疑って自分で調べてください。
せめて3ヶ月から4ヶ月様子を見てください!
お願いします!」
ユーザーさんから、ファイザー社のCEOが、自社のワクチンを打たないという指摘があったとは!
一体これについて、私たちはどう捉えたらいいんでしょうね?
ユーザーさんのコメントにあったように、CEOが健康だからなのか?
それとも、ファイザー社のCEOであるにもかかわらず、自社のワクチンを信用していないからなのか…!?
しかも、もし後者が理由だったとしたら、CEOが信用できないファイザー社のワクチンを世界の人々や日本の国民に接種するって…!? という疑問が生じてきそうです。
インドがファイザー製のワクチンを禁止にしたことについては、下のユーザーさんも次のように述べていました。
「インドでは余りに死亡者多いので、ワクチンの認証を取り消しました」
さらにファイザー社については、特に女性の方にとって、下のユーザーさんのコメントは少し気になるものがあったのでした。
『ファイザーの元副社長で研究者のヴォルフガング・ヴォダーグ博士が、昨年の12月にEUの医薬品庁に対し、ファイザー社の研究に関する告発を行っています。
曰く、「極めて深刻な安全上の危険性がある。深刻な抗体反応を引き起こす懸念があり、女性の胎盤を破壊し、不妊を引き起こす恐れがある」』
◆ワクチンを打ちさえすればコロナからも自由になれると考えている人は大いに勘違い?
ところで、国内でもワクチン接種が開始されたことで、ワクチンを打ちさえすればコロナにかからなくなる。
あるいは、即時にマスクをしないままでの飲酒、食事、旅行、大声での会話をしてもいいと考えている人は多いのではないでしょうか?
まあそれは、河野規制改革大臣が「ワクチンはコロナ対策の切り札となる」というふうに話していたことから、国民がそう考えるのも無理はないと思います。
でも、本当は下のユーザーさんのコメントにもあるように、ワクチンを接種したからといって、マスクをしなくても済むなどを含め、何もかも自由になれるとは限らないみたいです。
「勘違いされてる人が多いみたいですけど、ワクチンを接種することで感染拡大の防止にはならないです。
インフルエンザワクチンと同じで、ただ自己免疫として重症になる可能性を下げるだけ」
ワクチンをしてもマスクはしてくださいは、日本よりもいち早く先行接種が行なわれた海外のユーザーさんからも次のようなコメントがありました。
「こちら、最近は65歳以上の人は打たない方がいい、と言っていますね。
イタリアは55歳以上ダメだそうです。
問題があったから年齢制限を変更したってことです。
コマーシャルなんかも、最近、ワクチンを打てば自由の身に!ということを言っていますが、 実際にはワクチンをしてもマスクをしてください、ということです。
言ってること、やってること、おかしいですよ。
日本のみなさんはこれからですね、十分気を付けてください!」
ネット上の情報の中には、コロナワクチンは高齢者に効果がない、といった意見がありました。
これは、高齢者はふだんから基礎疾患を持っている方が多く、コロナに感染したら重症化しやすいこと。
何より、ここ最近は従来型に加え、変異ウイルスといって、大阪府と兵庫県で確認が多いとされている、感染力が1.5~1.7倍で、致死率が1.6倍であるうえに、感染力が強いN501Yと呼ばれるイギリス型。
別の変異ウイルスで、東京都で広がっているE484K型は、ワクチンの効果を低下させる可能性があるとされています。
さらには、致死率は少ないけれど、もっとも有毒性、感染力ともに強く、こちらもワクチンの効果を低下させるとも言われているインド型の変異ウイルスが、ここ最近東京都内でも増えつつあるのが気になるところですね。
かなり記事が長くなりましたので、この続きは次の記事で書いてみたいと思います。