この記事は、2017年1月3日に更新の、2017年 新年あけましておめでとうございます! のうち、お正月CMにおける続きの内容となります。
2017年のお正月CMについては、冒頭の記事のリンクでも少し触れました。
けれど、記事の候補となった場合、同じお正月CMでもまた違ってきたりします。
ただわかっているのは、毎年、私のブログでお正月CMとして記事の常連でもあった富士フイルム(フジカラー)のCMが、今年は最初から候補から外れていたことです。
具体的には、次に挙げる2社のCMが、私のブログのお正月CM記事の候補となりました。
au
「春のトビラ・やってみよう」篇
「大中小の福袋」篇
ソフトバンク
白戸家「七福神」篇
それらの3本の候補CMをチェックし、踏まえた結果、2017年は久々となるauのお正月CMとなったのでした!
選ばれたCMのタイトルは、「春のトビラ・やってみよう」篇です。
このCMは、昨年12月31日午後18時30分~1月1日の深夜0時30分まで放送された、ダウンタウンの大晦日年越しスペシャル「絶対に笑ってはいけない科学博士24時!」で、1月1日を迎えたとき、最初に流れたCMとして話題となっていました。
でも私は、「絶対に笑ってはいけない-」は毎年録画しているので、そのことを知りませんでした。
かわりに、私が年越しを迎えた番組は「ジャニーズカウントダウンライブ」でしたが、1月1日を迎えたとき、いちばん最初に流れたCMもやはり「春のトビラ・やってみよう」篇だったのでした。
そんな個人的なことはともかく、まずは下のリンクをクリックして、YouTubeのauの公式チャンネルによる「春のトビラ・やってみよう」篇のテレビCM動画を視聴してみてくださいね。
(視聴プレーヤー:Frash)
(視聴形式:サイト内)
内容としては、家の中で大きな半紙に大きな筆で何か文字を書こうとしている桃太郎(松田翔太)と、近くでは、たらいのような大きさの墨を持っていた浦島太郎(桐谷健太)と金太郎(濱田岳)。
そんな大きな筆で文字を書こうとしている桃太郎をはさみつつ、以下のようなシーンが展開されていました。
大きめの凧に浦島太郎が張り付け状態になった状態で走り出し、凧の糸は桃太郎と金太郎が操ることに。
やがて風に乗ったらしく、浦島太郎の人間凧が上空へと上っていく。
ある程度上がった状態で、大凧に張り付けとなったままガッツポーズをとっていた浦島太郎のシーン。
竜宮城内で、たくさん置かれてあった玉手箱を手当たり次第開けたことで、玉手箱の中の白い煙が辺りに充満。
顔が白い粉まみれになり、あっという間におじいさんのようになってしまった三太郎同士が笑う中、「あんたたち何やってんのよ!」と言うかのように乙姫(奈々緒)が出てきて激怒していたシーン。
特に、浦島太郎には「なんでこんなことしたのよ!」と、胸ぐらをつかみながら怒りをあらわにしていた。
夜にたくさんの松明による灯りの中、太鼓を叩く鬼(菅田将暉)と三線を激しく弾く浦島太郎との2人がセッションしていたシーン。
桃太郎の家の庭で、桃太郎とかぐや姫(有村架純)が見つめる中、浦島太郎が杵担当で、金太郎が餅をこねる担当による早いテンポの餅つきを展開していたシーン。
それはまるで、テレビで何度も見たことがある、奈良県奈良市の猿沢池近くで和菓子店「中谷堂」を営む中谷充男社長とその職人による「高速餅つき」をイメージさせるものだった。
ところが、金太郎が餅をこねている途中で浦島太郎が杵をついたことで、杵が金太郎の手に当たってしまい、右手を抑えながら痛がっていた。
ついこの前まで大きかったのに、いつの間に小さくなったのか。
それとも、実は伸縮自在が自由にできるのかはわからないが、桃太郎の庭にある小さな岩を必死になって登っていた一寸法師(前野萌哉)と、そばで励ましていたかぐや姫のシーン。
白いドレスの外国人女性が、浦島太郎と金太郎に英語を教えていると思われるシーン。
桃太郎の家の居間で、猿は手で柴犬は前足を使うことにより、まるで手をつなぐように見えたシーン。
金太郎がセンターで、水色の袴を着た大勢の男性たちと秋葉原のヲタ芸を披露していたシーン。
髪型を変えてイメチェンしたらしく、出来上がりを鏡で見つめるとまんざらてもない表情の乙姫と、4人の女性のお供たちのシーン。
なぜか、かぼちゃの馬車に乗って楽しんでいたかぐや姫のシーン。
いわゆる、武道における試し斬りで、桃太郎が自分の家の庭で、ろうそく2台を置いた薄暗い中、畳表1畳巻にも見えそうな試斬台の上に置いてあったリンゴを斬ったことで俵切りをしていたシーン。
お正月なのに、早くも豆まきか?
豆をまいていた三太郎から逃げ、楽しそうに外に飛び出して行った鬼のシーン。
夕暮れの海岸で、浦島太郎のほうから乙姫の手をつないだ。
すると乙姫は笑顔になったことで、プロポーズ成功か?
声は聞こえなかったが、大きく叫んで右手でガッツポーズをとっていた浦島太郎。
これらのシーンがハイライトで展開されながら、CMの最初で桃太郎が、浦島太郎、金太郎がサポートしながら、ついに書が完成。
大きな半紙で大きく書かれたその文字とは「やってみよう」でした。
最後は、CMのハイライトがカットごとに表示された後、浦島太郎による人間凧のシーンでENDとなっていました。
去年の「みんながみんな英雄」篇と同じく、「春のトビラ・やってみよう」のCMもセリフがない(正しく言えばセリフが聞こえない)内容となっていました。
でも、たとえセリフがなくても、CMの映像だけで、三太郎、かぐや姫、鬼ちゃん、乙姫のそれぞれの登場人物がお正月を楽しんでいることだけは十分に伝わってきましたね。
CMの中には、金太郎による秋葉原のヲタ芸や、かぐや姫がかぼちゃの馬車に乗るシーンあるなど、昔話としては非現実的過ぎる場面もありました。
でも、「CMは非現実であればあるほど面白い」の言葉にもあるように、金太郎の時代にヲタ芸があったり、かぐや姫がかぼちゃの場所に乗っていたとしても、それはそれで面白いと感じましたね。
◆CMソングは、ロックバンドのWANIMAによる童謡「ピクニック」をアレンジした曲だった
そして、「春のトビラ・やってみよう」篇のCMソングは、私としては初めて知った、WANIMAによる童謡「ピクニック」をアレンジした曲であったことがわかりました。
そう、
丘を越え 行こうよ~
口笛 吹きつ~つ
の歌い出しで始まり、途中ではアヒルやヤギなど動物の鳴き声も出てくる歌でもありましたね。
その童謡「ピクニック」をロック調にアレンジして演奏し、歌っていたWANIMAとは、2010年に結成された熊本県出身のロックバンドだそうです。
メンバーは、
ボーカル・ベース:KENTA(本名は松本健太)
ギター・コーラス:KO-SHIN(本名は西田光真)
ドラムス・コーラス:FUJI(本名は藤原弘樹(こうき)・2012年より2代目ドラマー)
の3人によるスリーピースの構成となっていました。
WANIMAという少し変わったバンド名の由来は、前ドラマーの「WA」、西田の「NI」、松本の「MA」と、結成当初のメンバーの頭文字を合わせたとのこと。
ただし、前ドラマーが脱退し2代目ドラマーとなっていることから、現在「WA」については、藤原の「WA」となっているそうです。
先ほども書いたように、WANIMAという名前のロックバンドを、私は今回初めて知りました。
ところが、これも先ほどリンクでご紹介の「春のトビラ・やってみよう」篇のテレビCM動画のページに寄せられていた多くのコメントでは、CMソングで歌声とサウンドを聴いただけでWANIMAとわかったなど、意外とWANIMAの存在をを知っていた方が数多くいらっしゃったのでした。
それに、数は少なかったけれども、下にご紹介のようにタイアップもしていたんですね。
♪「BIG UP」
テレビ東京系「モヤモヤさまぁ~ず2」エンディングテーマ
♪「TRACE」
スペースシャワー2015年8月度「POWER PUSH」
♪「切手のないおくりもの(Cover)」
リクルート「カーセンサー」のテレビCM
♪「ともに」
ニベア花王「8×4ボディフレッシュ」CMソング
これまでシングル2枚、アルバムはミニアルバムを含め2枚をリリースしているというWANIMA。
まず下にご紹介のリンクは、2015年8月5日に発売された1枚目のシングルCDで、全7曲のうち、先ほどのタイアップでご紹介の曲のうち、「TRACE」が6曲目に収録されていました。
次に、下にご紹介のリンクは、2015年8月3日に発売された2枚目のCDシングルで、全4曲のうち、タイアップでご紹介の曲の中で、「ともに」が1曲目と「切手のないおくりもの」が3曲目に収録されています(サイト内では試聴もできます)。
続いて下にご紹介のリンクは、2014年10月22日に発売のファーストミニアルバムで、全7曲のうち、タイアップでご紹介の曲の中で「BIG UP」を4曲目に収録(サイト内では試聴もできます)。
そして、下にご紹介のリンクは、2015年11月4日に発売されたWANIMAのファーストアルバムで、全13曲のうち、タイアップの曲が収録されていたのは、ファーストシングルにもあった6曲目の「TRACE」でした(サイト内では試聴もできます)。
Are You Coming? [ WANIMA ]
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