この記事は、2012年7月27日更新の、ついにロンドンオリンピックが開幕! 選手を応援するCMと私が最優先で応援したい選手も
の関連記事と、2012年8月15日更新の、私なりにロンドンオリンピックの開会式をまとめてみました
の続きの内容となります。
この記事では、ロンドンオリンピックの日本代表選手団(以下、日本選手団)のメダリストたちを中心に取り上げてみたいと思います。
◆メダル獲得数は、アテネオリンピックを上回る38個に!
まず、ロンドンオリンピックにおける日本のメダル獲得数からです。
冒頭の2012年7月27日の記事のリンクで、私は金・銀・銅を合わせて30個ではないかと予想していました。
ところが、終わってみれば、
金メダル 7個
銀メダル 14個
銅メダル 17個
の、合計38個に!
これにより、2004年に開催されたアテネオリンピックの37個を上回る史上最多のメダル数となりました!![]()
ちなみに、ロンドンオリンピックの国別メダル獲得ランキングでいうと、日本は11位となっていました(1位はアメリカの104個!)。
開催国であったイギリスについても、65個で3位と健闘していましたね。
◆38個のメダルを獲得した、ロンドンオリンピック日本選手のメダリストたち
この項目では、38個のメダルを獲得した日本選手のメダリストについて、私がロンドンオリンピックを見ながら記録していた内容と、ロンドンオリンピックの特集サイトを参考にまとめたものを以下にご紹介させていただきます。
※( )内の情報は、私の独断と偏見による印象に残った記録となります。
【金メダル】
[7月30日]
柔道女子57キロ級 松本薫選手(金メダル第1号!&この階級における日本初のメダル獲得!)
[8月1日]
体操男子個人総合 内村航平選手(1984年ロサンゼルスオリンピックの具志堅幸司以来、7大会ぶり4人目の金メダル!)
[8月8日]
レスリング女子フリースタイル63キロ級 伊調馨(いちょうかおり)選手(3連覇達成!)
レスリング女子フリースタイル48キロ級 小原日登美選手(同階級で日本初の金メダル!)
[8月9日]
レスリング女子フリースタイル55キロ級 吉田沙保里選手(3連覇達成!)
[8月12日]
ボクシング男子ミドル級 村田諒太選手(日本選手48年ぶり2人目の金メダル!)
レスリング男子フリースタイル66キロ級 米満達弘選手(大会最終日&24年ぶりの金メダル!)
【銀メダル】
[7月28日]
重量挙げ女子48キロ級 三宅宏実選手(3大会連続出場で、念願の銀メダル!)
柔道男子60キロ級 平岡拓晃選手(大会初日でメダル第1号!)
[7月30日]
柔道男子73キロ級 中矢力選手
体操男子団体総合 内村航平選手・田中和仁選手・山室光史選手・田中佑典選手・加藤凌平選手(2大会連続の銀メダル!)
[8月2日]
競泳女子200m平泳ぎ 鈴木聡美選手
競泳女子200m背泳ぎ 入江陵介選手
[8月3日]
柔道男子78キロ超級 杉本美香選手
アーチェリー男子個人 古川高晴選手
[8月4日]
競泳男子400mメドレーリレー 藤井拓郎選手・入江陵介選手・北島康介選手・松田丈夫志選手(日本競泳初の銀メダル!)
バドミントン女子ダブルス 藤井瑞希選手・垣岩令佳選手(バドミントン史上初の銀メダル!)
[8月5日]
体操男子種目別床運動 内村航平選手
フェンシング男子フルーレ団体 太田雄貴選手・千田健太選手・淡路卓選手・三宅諒選手(日本史上初の銀メダル!)
[8月7日]
卓球女子団体 石川佳純選手・福原愛選手・平野早矢香選手(卓球史上初の銀メダル!)
[8月9日]
サッカー女子 サッカー女子日本代表(なでしこジャパン)(サッカー女子史上初の銀メダル!)
【銅メダル】
[7月28日]
競泳男子400m個人メドレー 荻野公介選手
[7月29日]
柔道男子66キロ級 海老沼匡選手
アーチェリー 女子団体 川中香緒里選手・蟹江美貴選手・早川漣選手(アーチュリー日本女子で初の銅メダル!)
[7月30日]
競泳女子100m背泳ぎ 寺川綾選手
競泳女子100m平泳ぎ 鈴木聡美選手
競泳男子100m背泳ぎ 入江陵介選手
[7月31日]
柔道女子63キロ級 上野順恵選手
競泳男子200mバタフライ 松田丈志選手
[8月1日]
競泳女子200mバタフライ 星奈津美選手
競泳男子200m平泳ぎ 立石諒選手
柔道男子90キロ級 西山将士選手
[8月4日]
競泳女子400mメドレーリレー 上田春佳選手・寺川綾選手・鈴木聡美選手・加藤ゆか選手(日本競泳初の銅メダル!)
[8月5日]
陸上男子ハンマー投げ 室伏広治選手
[8月6日]
レスリング男子グレコローマン60キロ級 松本隆太郎選手
[8月10日]
レスリング男子フリースタイル55キロ級 湯元進一選手
ボクシング男子バンタム級 清水聡選手
[8月11日]
バレーボール女子 バレーボール女子日本代表(28年ぶりの銅メダル!)
こういった形で一覧にしてみると、大会初日の7月28日~大会最終日の8月12日まで、日本が毎日のようにメダルを獲得していたことがわかります。
まさにこれは、日本選手団における連日のメダルラッシュであったと言ってもいいでしょうね!
しかも( )内では、「史上初」「日本○○初」「○○年ぶり」といった記録づくしとなりました!
◆日本メダル第1号は、柔道の平岡拓晃選手!
ロンドンオリンピックに出場している日本代表選手で、いちばん最初にメダルを獲得したのは、柔道男子60キロ級の平岡拓晃選手の銀メダルに!
しかも、大会1日目での獲得となりました!
4年前の北京オリンピックに参加した際、初戦となる2回戦で、アメリカの無名選手を相手に敗退した経験があった平岡選手。
ロンドンオリンピックでは、そのリベンジとも言える試合となったようです。
平岡選手というと、2回戦の試合で、開催国のイギリスの選手を相手に、巴投げからの背負い投げでの一本が実に見事でしたよね。
◆大会1日目で早くも3つのメダルを獲得!
大会1日目で日本がメダルを獲得したのは平岡選手だけではありません。
3大会連続の出場で、重量挙げ女子48キロ級の三宅宏実選手が見事銀メダルを獲得!
コーチで父親でもあり、1968年メキシコオリンピックの銅メダリストでもあった三宅義行さんを乗り越え、まさに親子で獲得した念願の銀メダルだったと言えますね。
★チョコっと一言!
ちなみに、伯父の三宅義信さんは、1964年の東京オリンピックと1968年のメキシコオリンピックの重量挙げの金メダリストだそうです。
そして、競泳男子400メートル個人メドレー決勝で、3連覇を狙う北京オリンピック8冠の怪物と言われていた、あのアメリカのマイケル・フェルプス選手をかわし、日本の荻野公介選手がなんと3位となり、銅メダルを獲得しました!
しかも、まだ若干17歳の高校生!
その高校生が、競泳の予選の時点ですでに日本記録を塗り替えていたんですからスゴイですよね!
これは、4年後に開催のリオデジャネイロオリンピックや、8年後(そのころには東京オリンピック開催決定?)のオリンピックも楽しみになってきました。
ただ荻野選手は、漫画「名探偵コナン」とAKB48が大好きなんだそうですが、特にAKB好きについては、メンバーの名前を全部言えるほどのガチオタであるとのこと。
それについて、ネットのユーザーさんは「AKB好きって…」と、苦笑というか、少し微妙な反応を示していたのでした。
「メダル取って有名になればAKBに会えるかも」
と発言していた荻野選手。
この言葉通り、帰国後には本当にAKB48に会えるチャンスがあるかもしれませんね。
◆「待ちに待ち ついに柔道 金メダル!」 金メダル第1号は 柔道の松本薫選手に!
ところで私は、
「待ちに待ち ついに柔道 金メダル!」
の川柳のように、もし日本が最初に金メダルを獲得するとしたら、お家芸と言われている柔道になるのではないかと思っていました。
けれど、どの階級で、男子か女子のどちらがとるのまではわかりませんでした。
そして、大会4日目に開催された、柔道女子57キロ級の試合に出場の松本薫選手が、ついに第1号となる金メダルを獲得しました!
しかも、オリンピックでのこの階級(56キロ級時代を含む)の金メダルは日本にとって初めてだったということだそうです。
後から知ったことですが、IJF(国際柔道連盟)世界ランキング1位でもあったという松本選手。
そのためか、初戦から決勝まで、試合前にジャンプしながら、何かをつぶやいていた(暗示?)ときの松本選手の目は「野生児」とも「野獣」とも言える鋭さと気迫があり、一本こそとれなかったものの、試合では圧倒的な強さを感じましたね。
かと思えば、
「クーラーボックスから『麦茶の妖精』が出てきたのを見た」
と突拍子もないことを語ったり、将来の夢は「パティシエか天文学者」。
試合終了後の会見で、マスコミの報道陣が「いま、何がしたいのか?」という問いかけに対し、
「パフェが食べたい」
と答えたこと。
さらには、報道陣から「野獣」というニックネームを付けられると、
「もののけ姫と呼んでください!」
と、素っとん狂ともいえる要望を出したり、帰国後、東日本大震災の被災地を柔道男子66キロ級の銀メダリストの海老沼匡選手と訪れ、子供たちと交流した際、「憧れの選手は?」という子供からの質問に対し、
「目指しているのは、ドラゴンボールの孫悟空です」
と言って、会場の笑いを誘うなど、ロンドンオリンピックの柔道の試合のときのような何人も寄せ付けない野生児のような風貌を離れたときの松本選手とはまったく想像ができない、かなりの「不思議ちゃん」ぶりを発揮していたのでした。
◆多くの挫折、うつ病、2度の引退、2度の大きな手術を乗り越え、初めてのオリンピックで金メダル! 小原日登美選手
レスリング女子フリースタイル48キロ級の金メダリストとなった小原日登美選手は、青森県八戸市出身で年齢は31歳。
意外にも自衛隊所属の選手でした。
2001年~2008年まで、世界選手権の51キロ級で6度も優勝していたという小原選手。
そんな小原選手も、ワイドショーで放送されたドキュメントを見たところ、多くの挫折や、うつ病、2度の引退に、2度の手術と、かなり苦労された方であったことがわかりました。
私も見ていた、初めてのロンドンオリンピックで、小原選手は1回戦から、右目のまぶたの上に青タンができていたのが気になりました。
そうなったのは、さぞや試合前日には激しいスパーリングが行なわれていたのかもと思っていたんですが、ワイドショーでロンドンのスタジオに出演した小原選手によりますと
「試合前の練習でちょっとぶつかってしまって」
と語っていました。
その小野選手は、自衛官で元レスリング選手の小原康司さんと、2011年に結婚。
ワイドショーでも紹介されていた、小原選手と夫の康司さんのペアリングで、2つを重ねると五輪旗の5色になるというエピソードは心温まるものがありましたね。
◆村田諒太選手、米満達弘選手も、初めてのオリンピックで金メダルを獲得!
小野選手のほかにも、初めてのオリンピックで金メダルを獲得した選手がいました。
ボクシング男子ミドル級の村田諒太選手も、初めてのオリンピック出場で、1964年の東京オリンピックのバンタム級、桜井孝雄選手以来、48年ぶりの金メダル獲得という快挙を達成!
中学時代は金髪少年だったという村田選手にボクシングを勧めたのは、奈良県の伏見中学校の恩師で、3学期の担任教諭であったとのこと。
そしてもう一人の恩師である、村田選手の母校の南京都高校で、2年前に死去したボクシング部の監督。
今回の金メダルは、この2人の恩師に捧げるものでもあったということです。
また、村田選手を叱咤激励しながら支え、ロンドンオリンピックの試合会場にも行って応援していた、村田選手よりも4歳年上であるという妻の佳子さんの存在も忘れてはなりません。
ネット上ではAKB48の柏木由紀さん(特に横顔)に似ていると評判だったという村田選手の奥さん。
ワイドショーでも放送された、村田選手が奥さんに金メダルをかけていた場面がとても印象的でもありましたね。
さらに大会最終日には、レスリング男子フリースタイル66キロ級の米満達弘選手が優勝したことで、レスリング男子としては1988年ソウルオリンピック以来、24年ぶりの金メダルを獲得!
これにより、日本選手団は、アテネオリンピックのメダル獲得数37個を上回る史上最多の38個を達成することができたのでした!
なお、金メダリストのうち、レスリング女子フリースタイル63キロ級の伊調馨選手と、レスリング女子フリースタイル55キロ級の吉田沙保里選手については次の記事で。
体操男子個人総合で金メダルを獲得した内村航平選手については、同じく次の記事で個別に取り上げてみたいと思います。
ここまでの記事はいかがでしたか?
まだロンドンオリンピックの記事としては途中ですが、それでもよろしければぜひ下のバナーをクリックして応援してくださいね。