海外を舞台にした大掛かりなラブゲーム? DoCoMo 2.0「国境を越えて」篇 | 続きは、CMのあとすぐ!

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インターネットの企業サイトや、動画サイトにあるテレビCM動画を中心にご紹介しながら、CMや動画、CMソングについて、私独自の視点でいろいろと感想を述べているブログです。

昨年の5月から、約1年間の予定で、ドラマ仕立てのCMが順調にオンエアされているDoCoMo 2.0のCM。


2008年を迎えたことにより、マラソン走る人でいうと折り返し地点を回り、そこからまた少し進み始めたといったところでしょうか。


ということで、今回は「国境を越えて」篇のCMにまいりたいと思います。


まずは、記事として取り上げたDoCoMo 2.0のFrashサイトから、次にご紹介のムービーのリンクをクリックしてご覧になってくださいね。


TV-CM:DoCoMo 2.0「国境を越えて」篇 ロングバージョン  1分(30秒バージョンとメイキングも視聴ができます)

(視聴プレーヤー:Frash)

(視聴形式:サイト内)


また、ドコモのサイトで視聴できる30秒バージョンは下のリンクをクリック!


TV-CM:DoCoMo 2.0「国境を越えて」篇

(視聴プレーヤー:Frash)

(視聴形式:サイト内)


そして、随時更新している、DoCoMo 2.0のFrashサイトのムービーのタイトルの一覧はこちら をクリック!


では、私のブログではもうおなじみの、ドコモのCM情報サイトの詳しいCMストーリーを参考にしながら、私なりに「国境を越えて」篇のロングバージョンを振り返ってみたいと思います。



【「国境を越えて」篇 ロングバージョン】



とあるバス停のベンチに座り、Tシャツの上に、ん? これはNTTのマスコットキャラクターであるドコモダケを意識したのでしょうか?


きのこキノコのデザインをあしらったパーカーを着た瑛太さんが、ケータイ携帯で蒼井さんと話しています。


瑛太「ねえ」


蒼井「ん? 何?」

森の下駅という名前駅で、ホームのベンチに腰掛けながらそれに応える、花柄のワンピースにキャメルのブーツといった、女の子の旅のお手本になるようなキュートなファッションの蒼井さん。


瑛太「オレたちってさ、付き合ってんのかな?」


先ほどまで日本にいたはずの瑛太さんでしたが、「付き合ってんのかな?」と言ったとたん、なぜか突然場面は海外へと変わり、場所は韓国の市場。


蒼井「ど~うなんだろうね」


一方蒼井さんはというと、「ど~なんだろうね」と言ったときには、すでに日本を飛び出しニューヨークへ。


マンハッタンの高層ビルをバックに、テラスのようなところに出て話しているみたいです。


韓国の市場で、次のように相槌を打つ瑛太さん。


瑛太「どうなんだろうね」


蒼井「この前ね、友達に聞かれたの」


瑛太「なんて?」


蒼井「彼氏いるのって。
    たぶんて答えた」


ニューヨークにいたはずの蒼井さんでしたが、「たぶんて答えた」と言ったときには、なんとマレーシアの川にいて、木でできた舟の端のほうへと座って電話しているではありませんか!


瑛太「たぶんて何よ」


そう言っていた瑛太さんも場所が変わり、今度はオーストラリアの荒野で話しています。


蒼井「その人も同じこと言ってた」


瑛太「ねえ、運命って信じる?」


蒼井「…たぶん」


瑛太「またたぶんだ…」


蒼井「そっちは?」


そう言うと蒼井さんは、マレーシアから一気に北上してヨーロッパのパリの街を歩いています。


パリにいたのは蒼井さんだけかと思いきや、なんと偶然(?)にも、瑛太さんも蒼井さんと向かい合うようにして歩いているではありませんか!


瑛太「俺は…」


そう話しながら、時間と国境を越えて話していた瑛太さんと蒼井さんが、パリの凱旋門の前で運命的に出逢うことに。


そして、凱旋門のすぐ向かい側にいた蒼井さんに、


瑛太「信じるよ」


と言う瑛太さんに、


蒼井「私も」


と応え、2人とも見事に同じ国で再会をはたすことができたところでEND。


Na:「世界で使える ALL IN 世界ケータイ ドコモ905i」



視聴後の感想


◆お互いの気持ちを確かめ合うための、海外を舞台にした大掛かりなゲームだったのかも?


CMでは、すでに蒼井さんと瑛太さんのお2人が海外に行って、ドコモ905iのケータイで会話をしているという内容となっていた「国境を越えて」篇。

でも海外に行く前には、ひょっとしたらある場所で(「半分屋」かも?)次のような打ち合わせというか会話が行なわれていたようにも思えました。


蒼井「ねぇ、突然だけど海外に行かない?」

瑛太「エッ、海外?
    それって2人だけの旅行ってこと?」


蒼井「う~ん、旅行は旅行なんだけどさ、ちょっとした大掛かりなラブゲームみたいな感じ」

瑛太「ラブゲーム?」

蒼井「そう、なんていうか、そうすることでお互いの気持ちを確かめ合うみたいな」

瑛太「海外でお互いの気持ちを確かめ合う?」

蒼井「うん、だからたとえばね、瑛太クンは瑛太クンで、私は私で海外で行きたい国に行くとするね。
    行き先は自由でいいんだけど、次の3つの条件だけは守ってほしいの。
    まず1つは、期間は1週間まで。
    2つ目は、世界155の国と地域で使えるドコモ905iのケータイを持っていくので、そのケータイが使える国に行くこと」

瑛太「そんなのわかんないよ~」

蒼井「そんなの、後でドコモのサイトか取扱説明書でも読んで調べてみればいいじゃん。
    でね、3つ目は、どこの国へ行ってもいいし、場所も言わなくていいけれど、時々はケータイで連絡をとり合うこと。
   簡単でしょ。

   そしてゴールとしては、そうなるかどうかはわからないけれど、ある国で、私と瑛太くんが偶然バッタリ再会するっていうものなの。

    面白そうでしょ」


瑛太「俺と優ちゃんがある国で偶然バッタリ再会できたとしたら、なんだかとってもロマンチックなゲームな感じがするよね。

    ま、行くのはいいんだけどさ、海外に行くための費用はどうすんの、費用は?」

蒼井「その点はご心配なく。
    費用はすべて私が負担するから。
    たとえば1人○○万円くらいだったら、1週間の間にけっこういろんな国に行くことができそうでしょ」

瑛太「いやっ、○○万円って…。

    そんな大金を、優ちゃんばかりに全部押し付けるわけにはいかないよ。
    少ないけれど、行くとなったら俺もちょっとは出すからさ」

蒼井「ウフフフ、それいいかも。
    私だけが旅行に必要なすべての費用を負担したとしたら、まるで瑛太クンって私のヒモみたいなもんだからね(笑)」

瑛太「俺が優ちゃんのヒモだなんて、勘弁してくれよ~」


お断りしておきますが、この一連の会話はあくまでも私によるイメージですからね。


でも、2人分の旅行の○○万円の費用を蒼井さんがすべて負担するということについては、おうちの中で、ペットとしてワニを飼う余裕があることから、かなりのお金持ちの娘さんということで心配はないみたいです。


◆日本ロケ4日間と海外ロケ1週間にも及ぶ撮影


「ニューヨーク行ったりとか、東南アジアに行ったりとかして、その場の状況とかたぶん、実際出てくると思うんですけど、まあ、あたかも周りのことは全然構わずに、自分たちの世界の中に入って探っていくっていう感じでいいと思います」


という監督さんの言葉により、DoCoMo 2.0シリーズの世界で使えるケータイ「905i」を訴求したCM「国境を越えて」篇の撮影が、瑛太さん、蒼井優さんのお二人を主演に行なわれ、撮影は、日本ロケ4日間と海外ロケ1週間にも及びました。


実はこのCM、パリの凱旋門での運命の再会をはたすシーンでの二人揃っての共演が1日だけしかなかったみたいで、この日の役の気持ちを焼きつけるかのようにお二人で確かめ合いながらの撮影だったそうです。


しかも、ストーリーが海外で使えることを前提としているため、この日の共演以外の撮影は、時間と空間を越え、二人がそれぞれ自分達の空間で演技を課せられた難しい撮影でもあったとのこと。


また、CMでは各々行き当たりばったりの旅のように見えますが、実は2人ともちゃんとしたテーマがあり、蒼井さんは「余裕のある旅行風景」で、瑛太さんは「自分探し」となっていたそうです。


◆全篇が海外ロケと思いきや…


そのように、海外を舞台にした大掛かりなラブゲームのような「国境を越えて」篇だったんですが、瑛太さんも蒼井さんも全篇が海外ロケだった…と思いきや、実はそうではなかったみたいなんです。


というのも、メイキングのムービーを見ていただくとおわかりのように、蒼井さんによるニューヨークで電話をしているシーンが、黄緑色のスクリーンを背景としたクロマキー、つまり合成だったことがわかったからです。


おそらくスケジュールの都合により行くことができなかったんでしょうね。


仕上がったCMではちゃんとニューヨークにいるものの、クロマキーでの撮影のときに、


「(ニューヨーク)行きたかったなあ…」


とつぶやいていた蒼井さん。


私も、せっかく海外を舞台にしたCMだったので、てきれば蒼井さんにもニューヨークに行って撮影してほしかったです。


なおメイキングのムービーでは、マレーシアの川で舟に乗っているシーンの映像はありませんでした。


もしかしたら、あれもクロマキーだったのかな……?



★もうチョコっと一言!

「国境を越えて」篇のCMを見ても、あまりきれいには感じなかったマレーシアの川。


それもそのはず。


なんでも、マレーシアの川の半分以上が、下水、産業廃水、農業排水、自治体の廃棄物などで汚染されているのだそうです。


それを考えると、蒼井さんは余裕のある旅行風景というテーマだったにしては、ニューヨークから、いきなりきれいではないマレーシアの川で、木でできた舟に乗っているというのは少し極端な設定だったのでは? と思ってしまいました。



今回の記事はいかがでしたか?


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