一杯食わすつもりが、いっぱい食わされちゃった!? DoCoMo 2.0「ワンセグ」(焼肉)篇 | 続きは、CMのあとすぐ!

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インターネットの企業サイトや、動画サイトにあるテレビCM動画を中心にご紹介しながら、CMや動画、CMソングについて、私独自の視点でいろいろと感想を述べているブログです。

今回の記事で、ようやく追いついた(といっても、別に競っているわけじゃないんですけどね^^;)はずだったDoCoMo 2.0のCM。


ところが! DoCoMo 2.0のFrashサイトでは、また新たに3つのバージョンが一挙に更新されていたんです!


それについては近日中に記事にしていく予定です(3つのバージョンのCMもなかなか面白かったですからね^^)。


まずは「ワンセグ」(焼肉)篇のCMについて視聴した結果、こちらもなかなか面白かったので、今回もロングバージョンのほうを私なりに振り返ってみることにしましょう。


【2008年5月15日追記】

DoCoMo 2.0のFrashサイト&ドコモのサイトで公開のテレビCM動画が一挙に終了! の記事でもお知らせしましたように、すでにDoCoMo 2.0のFrashサイト&ドコモのサイトで配信されていたテレビCM動画の公開はすべて終了しています。


けれども、後で私のブログを訪問してくださった方のために、視聴後の感想や関連記事だけは残しておきますからね。


では、例によって、ドコモのCM情報サイトで掲載されている、とっても詳しいCMストーリーを参考にしながら、私なりにまずは「ワンセグ」(焼肉)篇のロングバージョンを振り返ってみることにしましょう。



【「ワンセグ」(焼肉)篇 ロングバージョン】



夜中の下町の古びた感じのお店で、一見すると大衆食堂を思わせるものの、実は焼肉屋の“焼き焼きロック”。


ここは、アンナさんが働いているお店であるとともに、実家でもあります。


その焼き焼きロックのお店の外から、ガラス越しのドアより店内をのぞき込みながら通りすがる、ジャージのパンツにブルーのTシャツというラフなスタイルの長瀬さん。


一方、長瀬さんの気配を感じたらしく、お店の中をのぞき込んでいる姿を微妙な表情で見つめる、胸元がV字に開いたTシャツにジーンズ姿のアンナさん。


そのアンナさんに自分の姿が見つかったことがわかると、そそくさとお店に入り、手持ち無沙汰にテーブルにつく長瀬さんと、お客さんに出すお肉が乗っていると思われるお皿を持ちながら、怪訝そうに話しかけるアンナさん。


アンナ「なんだよ、急に」


長瀬「いや別に、腹減ったから…」


合コン以来、久しぶりの再開だったためか、お互いに照れくさそうにしながらも、ぎこちない会話が始まります。


アンナ「家近いのかよ?」


長瀬「まあまあ、わりかしね」


アンナ「そうだっけか…?」


アンナさんにしてみれば、長瀬さんのことについて知っているというと、自分と同じキャラがかぶっていることとメルアドくらい。


そのため、長瀬さんが住んでいる家の住所など知るはずもなく、“「たぶん、ここら近辺に住んでいるのかもしれないんだろうな」”と、少し疑問に思いながらも、無理に自分を納得させているかのようでした。


すると、椅子に座っていた長瀬さんが腕を組み、天井を見上げながら、


「しかし汚たねえ店だな」


と、お客さんのために注文の料理を運ぶため、長瀬のそばを通ったアンナさんに聞こえるように言います。


アンナ「悪かったな!」


汚ねえ店と言われたことで、振り返り、そのように言い返すアンナさん。


「こういう店に限ってうまいってヤツか?」


長瀬さんがそう言うと、


「ふつうだよ」


と、長瀬さんの顔を見ながら吐き捨てるような感じで答えるアンナさん。


しかし、実際にアンナさんのお店の焼肉を食べた長瀬さんは、


「うまいっ!
 あー、超うめぇ!」
 
と、絶賛している様子。


それを、長瀬さんが食べているテーブルのすぐそばで、お客さんに出すおしぼりのタオルを巻く作業をしていたアンナさんは、


「大げさだな。
 それほどじゃねぇよ」


と、食べたときのリアクションが大げさなんだよと思いながらも笑みをこぼすなど、なんだかうれしそうなアンナさん。


自分の素直な感想と、ちょっとうれしそうなアンナさんの反応を見て、長瀬さんもうれしかったんでしょうが、少しだけ照れくさくなったみたいです。


すると、テーブルの上に置いている、ケータイのワンセグで見ていたテレビの画面では、ちょうどサッカーの試合のまっ最中。


そこで長瀬さんは、わざとらしくケータイの画面をのぞき込みながら、話をそらすかのごとく次のように言いました。


「うめーなぁ、この選手!」


“「選手…!?」”選手と聞いて、うまいのは自分の店の肉ではなかったことを知ったアンナさんはわれに返り、長瀬さんのケータイで放送されているワンセグを通じた画面を見ると、そこにはサッカー選手がドリブルをしている姿が映し出されていたではありませんか!


アンナ「てんめぇ!むかっ


てめぇふざけんなよ! と言わんばかりに憤るアンナさんに対し、


長瀬「すごーい…ワッ、惜しい」


と、ワンセグのサッカーの試合を見ている長瀬さんでしたが、


「いいから食えよ!」


ワンセグを見るのをやめてうちの肉を食えと、少し怒った口調で命令するアンナさん。


「食います…」


アンナさんの命令で、ふたたび焼肉を食べ始める長瀬さん。


そして、すっかり焼肉を食べ終わった長瀬さんのテーブルに、なぜか新たに肉の皿を持ってくるアンナさん。


長瀬「あれ? 頼んでねーけど」


土屋「食えるだろ」


“「あっ、これはもしかして、さっきうまいといったのは肉じゃなくて、ワンセグの画面でプレイをしていた選手だったということに一杯食わされたので、日テレの笑点の大喜利で、いい答えを出すともらえる座布団じゃないけれど、おまけで肉をサービスしてくれるのかも?」”


そう思ったのかどうかは定かではありませんが、とにかく、アンナさんの粋な計らいに喜ぶ長瀬さん。


「サンキュー」と言った後で、早速肉を一口ほおばると、長瀬さんのテーブルの向かい側に座っていたアンナさんは、それを見て、


「食ったなー、毎度ありー!」


という、まるで勝ち誇ったかのような声をあげる。


アンナ「(それ)いちばん高けぇ肉」


どうやら、先ほどの新たな肉の皿はサービスではなく、アンナさんからの仕返しだったということがわかったところでEND。



視聴後の感想


◆オヤジさんのお店の娘さんとはいえ、どうも似つかわしくないような


まずは、アンナさんが働いているお店で、実家でもある焼肉屋「焼き焼きロック」。


合コンのときに、アンナさんは自分のお店の名前を「焼き焼きROCK」とおっしゃっていたんですが(ドコモのCM情報サイトでもそう表記されていました)、正しくは「焼き焼きロック」みたいですね。


次に、焼き焼きロックのお店は、下町のような町にあったことと、ドアがガラスのようになっていたことから、なんだか昔ながらの理髪店のようなお店をイメージしてしまいました。


その焼き焼きロックで働いていたアンナさんですが、いくらオヤジさんのお店とはいえ、どうも似つかわしくないですよね。


それに、よくある大衆食堂のような店内の焼肉屋さんに、もしアンナさんのような女性が働いていたら、かなりドキッとするはずです。


焼肉屋で働く娘よりも、どちらかといえばファッションブティックの店員か店長のほうがアンナさんには似合っていると思いますからね。


◆一杯食わすつもりが、いっはい食わされちゃった!?


それと、長瀬さんがアンナさんのお店で焼肉を食べた際、超うまいと絶賛していましたが、私は最初、これは長瀬さんのお世辞ではないかと思っていました。


つまりは、


「肉がうめぇと言っていたのは、お世辞だったってことがわからずに間に受けて喜びやがって。

ようし、そんならちょっと一杯食わせてやろう」


ということで、テーブルに置いていたケータイのワンセグの画面でプレイしていたサッカー選手に向かって「うめぇな、この選手」と言ったのではないかと考えてたんです。


けれども、ドコモのCM情報のサイトによると、どうやら肉がうまいといったのは本当だったものの、上記したロングバージョンのストーリーにもありましたように、少しだけ照れくさくなったことで、わざと話をワンセグのほうにそらしたみたいなんですね。


とはいえ、一時は、肉ではなく選手がうまいということに対して憤っていたアンナさんも、負けじと新たな肉の皿を持ってきて、長瀬さんがそれをサービスだと思ってほおばったとき、


「食ったなー! 毎度ありー!」


という勝ち誇ったような声をあげていました。


そういえば、アンナさんの口から、「この肉は、さっきの、肉よりも選手がうまかったという話に感心した、私からのサービスだよ」とは全然言ってませんでしたからね。


まさに長瀬さんとしては、慣用句でいう「うまくだます」という意味でちょっとだけ一杯食わすつもりが、結果的にはアンナさんによって、頼んでいた肉以上の肉(それも、お店でいちばん高い肉を)をいっぱい食わされた形となっちゃいました!


◆画面をヨコにできるタイプのワンセグケータイは欲しいと思いました


ワンセグについては、auのユーザーである私が使用しているケータイもワンセグなので、ドコモのケータイにそれがついていたからといってうらやましいとは感じません。


けれど、「ワンセグ(焼肉)」篇で、長瀬さんがテーブルに置いていたワンセグケータイは、画面をヨコにできるタイプのものだったので、あれはちょっと欲しいなと感じましたね。


なにしろ、私の持っているワンセグケータイですと、固定した状態で、ヨコからの画面を見る場合、そのまま手で持つか、充電もできる専用の台にセッティングしなければならないといった面倒さがあるんです。


なので、今度ワンセグケータイを買うときは、開いたときに画面をヨコにできるタイプにしようと思いました。



★もうチョコっと一言!

ティザーという、ユーザーに断片的な情報を流して「じらす」広告の手法が、大人からするとかなり評価が悪く、ブログでも否定的な意見の記事が多く見られたNTTドコモの「DoCoMo 2.0」のCMですが、意外にも中・高校生にはワザアリCMとして人気があるんだそうです。


というのも、オリコン調べによる2007年7月度のCM好感度ランキング(中・高校生篇)を見ても、期待感を煽るCMとして「DoCoMo 2.0」が1位を獲得していたからです。


選んだ理由としては(赤い文字が女性で、青い文字が男性です)、


「飽きない」(埼玉県・14歳)


「メンバーの組み合わせが面白い!! 新しいケータイへの興味を惹けたと思う」(栃木県・16歳)


「いろんな人が出ていて掛け合いが面白い」(神奈川県・17歳)


「奇抜な演出」(茨城県・17歳)


「豪華な俳優陣と、連続するストーリーで続きが気になる」(東京都・17歳)


などがありました。


またオリコンの記事によりますと、


「これだけの短期間にベールを1枚ずつ“リズミカルに”剥がし、視聴者の意識を向けさせた作品は、他に類を見ない。

 この調査における好感度において、auやソフトバンクにやや先行を許していた感のあるNTTドコモの“反撃”がどこまで独走状態を築くのか、注目したい」


と、今回の中・高校生における、7月度のCM好感度の結果について述べていたそうです。



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